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何年ぶりかに頭を撫でられた俺は呆然と姉を見る
姉「んじゃあ徹！猛連れてってあげてよ」
及「えー、俺？」
…え、誰も触れないの？
この姉の謎な行動に
まあ…誰も触れないなら俺も振れないよ
猛「母ちゃんに撫でられたな！
俺でもあんまり撫でられたことないのに！」
貴「え、ゴメン」
猛「俺も撫でようか！？」
貴「いや…大丈夫
猛も東京土産食べてきな？」
猛「うん！！！」
荷物の片付けを進める
及「猛、明日行きたいのってどこのバレー教室？」
猛「ここ！！この、プロのやつ！！」
及「へー！プロ来るんだ！」
2人がチラシを覗き込み、姉はまだ俺の方を見て笑っている
貴「…なに、怖いんだけど。」
このまま視線を感じながら片付けるのもなんだか嫌で、俺もテーブルを囲む椅子のひとつに座る
姉「べっつにー？」
貴「『別に』って顔してないじゃん」
まあ姉が謎な事は今に始まった事じゃない
もう問い詰めるのは辞めて俺もチラシに目をやる
姉「ねー、アンタら彼女は？」
貴「いませーん」
徹「同じく」
母「あれ、徹は居たんじゃないの？」
貴「こないだ川に突き落とされてフラれました」
姉「えっwww
何それウケるwww」
徹「ちょっと余計な事言わなくて良くない！？」
猛「とおるかのじょにふられたの！？」
貴「そうそう、だから暇なのコイツ」
徹「あーもー！うっさいな！！」
うけるw
徹「…まあ明日暇だから行ってもいいけど」
貴「よかったな、猛
徹明日彼女いないし暇だから連れてってくれるって」
猛「とおるありがとう！！」
徹「どういたしましてッ！！！！！」
クッキーの袋をビリッと勢いよく破り、一口で頬張る徹
貴「ははっwww
じゃあ俺風呂入ってくるわ。猛は？」
猛「俺もう入った！徹と！！」
貴「あ、そうなの？」
姉は一体いつからここに居るんだ
そう思いながら俺は風呂に向かった
あれ、そういえば父さんは？←
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
及「ていうか兄ちゃんも彼女いないのに人の事言う権利なくない！？」
姉「いや違うでしょ」
及「何が！？」
姉「えー、何かが？
ねえ、母さん」
母「うん、何かが違うわねー」
姉「もっと大人な男になりなよ、徹♡」
及「 」
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そこはかとなく(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» ほんとだ！気付かなかった！ありがとうございますっ！！！これからも頑張ります！(笑) (2019年10月25日 22時) (
レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 いつき - そこはかとなくさん» シリーズ一気読みしてます！面白いです最高です！！ 一番最後の烏養さんて表記が間違ってるかと…!!! めちゃめちゃ面白くて大好きです！！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - メロン☆さん» ありがとうございますっ！！もう誰と絡ませるのも楽しいですwww (2019年8月15日 18時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
メロン☆(プロフ) - この作品大好きです！烏野との絡みが面白いです(笑) (2019年8月11日 17時) (レス) id: a7c2f85124 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - シェルファさん» これからも赤葦さんとからませたーい！(笑)更新頑張ります！ありがとうございます！！(笑) (2019年8月2日 21時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そこはかとなく | 作成日時：2019年7月10日 23時
