幸せになるための結論�� ページ4
皇輝side
｢もしもし？｣
皇｢A？どうしたの？｣
｢返事したくて…明日、撮影前に会いたいんだけど｣
皇｢うん、分かった…じゃあ、集合時間の15分前とかでいい？｣
｢うん、ありがとう｣
・
15分前とか言っておきながら20分前に着いちゃって。落ち着かないから、今日のYouTubeの台本を眺める。
｢お疲れ様でーす…皇輝早いね笑｣
皇｢ちょっと落ち着かなくて…｣
｢そっか…じゃあ、本題に入らせてください。皇輝の告白すごい嬉しかった。ずっと隣にいてくれた皇輝からの告白に戸惑った部分もあったけど…私も皇輝の隣で特別な存在としていたいなって。待たせてごめん。知らない間に傷つけたこともあったと思う。私も大好きです。付き合ってください｣
皇｢…え？嘘？｣
｢嘘じゃない｣
皇｢…っ、｣
｢え？！泣いてんの？！なんで？！｣
皇｢嬉しくて…笑｣
｢…そっかぁ｣
皇｢ねえ、ハグしていい？｣
｢え？！ちょっと待って？！｣
ハグしていい？って聞いたら少し戸惑いながらも両手を広げてくれるA
｢はい、どうぞ｣
Aの香りでいっぱいになって、ああ幸せだなって
皇｢ありがと…俺、今すごい幸せ｣
｢ふふっ、私も｣
皇｢俺を選んでくれてありがとう｣
｢こちらこそ、想ってくれてありがとう｣
｢あ、駿が泣かせたら奪いに行くって｣
皇｢えぇ〜、怖いね笑｣
｢泣かせないでくださいね？笑｣
皇｢うん｣
強力なライバルが沢山いて、魅力的な人ばかりでそれでも俺を選んでくれたのが嬉しい。
これから2人で過ごす幸せな未来を思い浮かべながら、もう一度Aを抱きしめた。
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作者名：ひよこ | 作成日時：2020年12月15日 7時
