ヤキモチ妬いてます ページ13
皇輝side
皇｢A〜？｣
どうしよう、全く口をきいてくれません。
明らかに不機嫌なのは分かるんだけど、なんで不機嫌なのかが分かんない。
檜｢あれ、どうしたの？今日はくっついてないんだ？｣
皇｢なんか無視されるんだよね｣
檜｢なんかやらかしちゃったんじゃないの？｣
皇｢身に覚えがないから謝りようがないんだよね｣
俺らの会話を聞きながらも口を膨らませて不機嫌ですアピール。
檜山もお手上げって感じだし、どうしようかって考え込んでたら救世主登場。
青｢あれ、Aどうしたの？？不機嫌だね｣
青木くんが声をかけたらこっちをチラって見て青木くんの耳元で何か話してる。
青｢え〜？可愛いねA｣
｢可愛くない！｣
青｢でもこの話聞いたら皇輝くんも絶対可愛いって言うよ｣
｢でも、重くない？？｣
青｢俺、好きな子が今のAみたいになってたら嬉しいけどね｣
｢そんなことなくない？？｣
青｢俺から皇輝くんに話してもいい？｣
｢イヤだ！｣
青｢それじゃ、Aから言う？｣
｢それはもっとヤダ…｣
青｢だってAが不機嫌な理由話さないと皇輝くん困っちゃうよ？｣
｢…滉平くんから話して…｣
Aから承諾を得れたからか青木くんから呼ばれる。
承諾したAはクッションに顔を埋めてなんにも言わないけど。
青｢なんかね、A嫉妬したんだって笑｣
皇｢え？｣
青｢Aがモデルの雑誌に出てたほかのモデルさんを可愛いって言っちゃったんじゃない？｣
皇｢あ！｣
確かに言った。俺が好きな感じの髪型で服装だったモデルさんを指さしてこの子、可愛いねって。
皇｢A〜、ごめんね〜？｣
｢…いいよ…｣
皇｢Aが1番可愛いよ〜｣
｢…そういうのサラッと言わないで！｣
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ヤキモチ妬いたり、照れたり忙しいAちゃん
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作者名：ひよこ | 作成日時：2020年12月15日 7時
