・ ページ9
阿｢持ってきたよ〜！これで大丈夫？｣
佐｢全然おっけ〜！やろやろ〜。｣
・
佐｢できたぁ！どう？似合ってる？笑｣
阿｢うん！似合ってるよ。俺は？笑｣
佐｢めっちゃ似合ってる！なんか女神様みたい！笑｣
阿｢なにそれ笑…でも、子供に戻ったみたいで楽しいかも。｣
佐｢でしょでしょ？俺ね、子供の時ここよく来て、ずっと花冠作ってたんだ〜！｣
阿｢そうなんだ！俺も１回来たことあったかも。｣
佐｢かも？覚えてないの？｣
阿｢記憶が曖昧で…。たぶん小学生の時かな？…あ！思い出した！俺、誰かに四葉のクローバーあげたんだよね。｣
佐｢え…？四葉のクローバー？｣
それって、俺？勘違いかな…？
阿｢そう！暗い顔してて、悲しそうだったから。｣
いや、勘違いなんかじゃない。
佐｢…それ、俺、だよ…。｣
阿｢え？｣
佐｢その人、俺なんだよ！！あの時、四葉のクローバーをくれたのは阿部ちゃんだったんだね…！｣
阿｢嘘でしょ…？あれが佐久間だったの…？｣
佐｢…おれ、ずっと会いたかった…泣あの時、俺に希望をくれたその子…阿部ちゃんに！！｣
阿｢俺もずっと会いたかった…！今でも暗い顔してないかって心配だった…。｣
佐｢俺、もう平気だよ。阿部ちゃんのおかげで！｣
まさかあの子が阿部ちゃんだったなんて思いもしなかった。でも、あの頃から俺の気持ちは変わらない。
佐｢あのね、阿部ちゃん。｣
あぁ、ちょっと怖いな。俺の初恋だったのかもね。
阿｢なに？｣
でも、どうしても伝えたい。
俺のわがまま許してね。阿部ちゃん。
さよなら、俺の初恋。
佐｢俺、阿部ちゃんのことが好き。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 377人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらもち | 作成日時：2022年5月5日 20時
