sweet smell shop －Ⅱ－ (ページ7)

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渡｢…//俺は、、嫌いじゃないし//…お前に何があったかは知らないけど、そのやんす？ってやつも佐久間らしくていいんじゃないの。｣

佐｢ほんと…？俺、らしい…？｣

宮｢翔太の言う通り。人それぞれ個性があるものだからね。自分らしく生きていった方がきっと楽しいよ。｣

佐｢そっか…。2人ともありがとう！！これからは俺っちらしく生きていくでやんす！！｣

この時から、自分らしく生きていくようになったし、気持ちもさらけ出せるようになった。
…まぁ、たまにさらけ出しすぎる時もあるけどね笑

2人のおかげで偽りの仮面を外すことができた。2人に出会えなかったら、きっと今でも昔のままだったと思う。

でも、アニメオタクが侮辱されてきたように、普通の人からしたら男が男を好きになることもおかしいと思われるだろう。

舘様と翔太には、そういう理解があったから良かったけど、阿部ちゃんはどうなんだろう。

もし阿部ちゃんに好きだと伝えたら、どうなるだろう。

結末はもう見えてる。それが怖くて前に進む勇気が出ない。

結局、俺はまだ弱いまま。自分が傷つきたくないだけ。

だから、誰も傷つかないで終われるのは、俺がこの気持ちを消せばいいだけ。

たったそれだけのこと。

なのにな。