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ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
佐｢銃撃か！？え…？｣
｢｢｢佐久間くん、お誕生日おめでとう！！｣｣｣
佐｢え、なんで…？｣
ラ｢佐久間くん、ごめん！あれ、全部ドッキリだったの！｣
佐｢え！？じゃああの犯人たちは…？｣
向｢俺とめめやで！騙してごめんなぁ？｣
目｢K&Rだったでしょ？｣
佐｢そういうことか…！まんまと引っかかったよ〜！…あれ？阿部ちゃんは？｣
ｶﾁｯ
佐｢え！？停電？｣
ｶﾁｯ
佐｢あ、直った！…って、みんないないし、阿部ちゃん！？｣
阿｢佐久間、誕生日おめでとう！ドッキリなんて仕掛けちゃってごめんね？｣
佐｢ありがと！意外と楽しかったでやんすよ！｣
阿｢そっか笑…じゃあ、最後の魔法、解いてみてくれる？｣
佐｢でも、あれは嘘だったんじゃ…？｣
阿｢これは嘘じゃないの。誰にも解けない魔法。｣
阿｢俺の心は誰かさんに魔法をかけられてしまいました。しかも、その心はメラメラと燃え上がっています。どうかその火を消して？｣
佐｢…！やだ…。それって俺のこと嫌いになるってことでしょ？そんなのやだ！｣
阿｢俺だってやだ。…まぁ、一生解かれることなんてないんだけど。｣
阿｢じゃあ、逆に佐久間に魔法かけてもいい？｣
佐｢それなら、必要ないよ。｣
阿｢え…？｣
佐｢だって、もうかけられちゃってるもん。誰にも解けない阿部ちゃんの魔法が！｣
阿｢佐久間…｣
佐｢いいじゃん、2人とも解けない魔法かかってるのも！｣
阿｢…そうだね。じゃあ、物理的にも解けなくしていい？｣
佐｢物理的に？｣
阿｢これ、プレゼント。…指輪なんて早いって思うかもしれないけど、俺は本気。｣
佐｢綺麗…！｣
阿｢どの指につけてもいいよ。佐久間が選んで？俺も同じ指につけたい。｣
佐｢そんなの、最初から決まってる！｣
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
向｢タイマー押すで〜？｣
佐｢うん！康二、早く！｣
ﾊﾟｼｬ
向｢キラキラな写真、撮れたで！｣
目｢2人の指輪、綺麗だね。｣
ラ｢しかも場所が〜？｣
阿／佐｢左手の薬指だもんね〜！｣
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作者名：さくらもち | 作成日時：2022年5月5日 20時
