sweet smell shop －Ⅱ－ (ページ27)

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…そういえば、ふっかさんさっき携帯触ってたかも。その時に岩本くんに言ったのか。

っていうか、照兄とは？まぁ、そこは置いといて。

目｢だからって、康二が泣く必要は…。｣

向｢めめが悲しんでると、俺も悲しくなってまうねん…。めめには笑っててほしい！それが俺にとっての幸せや！｣

目｢俺が笑ってると幸せ…？｣

ふっかさんと同じようなこと言ってる。

向｢そうや！俺、めめの笑顔が大好きやからな！！｣

目｢…俺も康二には笑っててほしい。康二の笑顔、大好きだから。｣

向｢ほんま！？じゃあ、俺ずっと笑っとるわ！！｣

康二の笑顔を見てたら、さっきまでのことなんて吹っ飛んだ。

目｢康二、これから先もずっと一緒にいてくれる？｣

向｢もちろんやで！！｣

目｢…俺、今すっごい幸せ。｣

向｢俺も～！！｣

この瞬間に人生で1番の幸せを感じた。

母さんと父さんの願いを叶えられたのかな。

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俺が思っていた幸せは意外と近くにあった。

そして、この幸せを一生離さないで、ふっかさんと岩本くんと康二とみんなと…笑顔で過ごせるようにと、雲ひとつない青い空に願った。

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またまたテスト期間入りました……。
必ず康二くんと岩本くんの誕生日の番外編は書きますので、待っててくださると嬉しいです！！