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向井side
昨日の電話の後に全然眠れなくって、集合時間の15分も前に着いてしもた！
…って、もうめめ来たやん！
目｢康二、おはよう。待たせちゃった？｣
向｢おはようさん！全然やで！早く行こや〜！ずっと楽しみやったんやで？｣
目｢ふふ、知ってる。行こっか、遊園地。｣
向｢おん！いっぱい乗るで〜！！｣
今日は遊園地に行くねん！すごい久しぶりやから、余計に楽しみや！
…でも、昨日のめめの言葉が引っかかるんよな〜。当の本人はルンルンで歩いとるけどな。
目｢〜♪楽しみだなぁ〜。｣
──────────
向｢よっしゃ、着いたで〜！何から乗る？｣
目｢やっぱり最初はジェットコースターでしょ。｣
向｢そ、そうやな！あ、あの小さいのから…｣
目｢いや、1番大きいのからでしょ！｣
向｢え…！あ、あれは、ちょっと怖そうやない…？｣
目｢全然大丈夫。…もしかして康二怖いの？笑｣
向｢こ、怖くないで？じゃ、じゃあ乗ろやあれ！！｣
…やばい、完全に忘れとった。
めめは絶叫系とか得意なタイプやった…。
対して俺は…まぁ、大丈夫やろ！きっと！…きっとな！！
向｢う、うわぁーーーー！！！全然大丈夫やなかったーーー！！｣
目｢うおぉ、景色きれ〜。康二も下見てみなよ。｣
向｢え！？下？見れるわけ…ないやろーーー！！ぎゃーーー！！｣
・
向｢はぁはぁ、な、なんで…そんな余裕なん…？｣
目｢だってこういうの楽しいもん。怖かったの？笑｣
向｢いや？怖くなんてなかったよ！？全然！！｣
目｢ふーん？じゃあ、あれも怖くないよね？ﾆﾔ｣
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作者名：さくらもち | 作成日時：2022年5月5日 20時
