sweet smell shop (ページ12)

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目黒side ページ12

目｢はぁ…｣

今日はお店の定休日。でも、心の中はモヤモヤ。

こんな時は甘いものが食べたくなる。ついでに頼れる先輩方にも相談しに行ってみようかな。

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今、女子高生に大人気のキッチンカーでやってくるクレープ屋さん。
そこの店主が高校の先輩で、何かと相談にのってもらっている。

目｢岩本くん、今いいですか？あ、ふっかさんも。｣

岩｢お、目黒じゃん。ちょうど休憩入るから、中入っていいぞ。｣

深｢あ！目黒！久しぶり～。なになに、そんな難しい顔して！…もしや、恋の相談？｣

目｢まぁ…そんなとこっす。｣

深｢目黒が恋に悩むなんて、相当可愛い女の子とか？｣

目｢いや、女の子じゃなくて、男の子なんですよね。｣

岩｢あ～そういうことか。だから、俺たちに。｣

深｢ほ～、なるほどなるほど。｣

目｢でも、やっぱり怖いっす。｣

岩｢まぁ、その気持ちも分からなくはないけど、そろそろ前に進んでもいいんじゃないか？｣

深｢うんうん！だってこんなに真面目に相談しに来るなんて、本気なんでしょ？｣

目｢…はい、本気です。｣

深｢じゃあ、頑張っちゃいなよ！それでデートでここにも来てよね！とびっきり美味しいのを照が作るから！！｣

岩｢おう！その子のことも見てみたいしな。｣

目｢…ありがとうございます。頑張ってみます。｣