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Worry ページ26

hayato side




「はぁーー」





朝からため息しか出ないのは
今朝のAの悲しそうな顔を見てから

あんな顔で引き止められたら
一緒にいてあげたくなるでしょ





「A、大丈夫かな」


「隼がいないのって事件以来ないからね」


「心配すぎて、帰りたい」


「まぁ、終わっても帰れないしね」


「敬浩さんに任せてきたんなら大丈夫やろ」


「そーなんだけどね」





メンバーみんな、Aの心配してて
改めていいメンバー持ったなって思ってる

終わったら、結構すぐに沖縄公演あるしな





「早く忘れさせてあげたいわー」


「まじで、思い出すだけで怒りそうやわ」


「怒りそうって言いかたちゃうやろ」


「まじ、犯人見てなくてよかった」


「なんで?」


「見てたらボコボコにしてるから」





玲於はやばそう
俺も殴りかかってただろうけどね

そんぐらいAは大事だし





「ここでできることなんてないけどさ」


「LIVE頑張って、お土産持って帰ろうぜ」


「そーだね、すべきことをして帰ろう」





Aのことを頭の隅におきつつ
愛媛の1公演目を終えて、移動車に乗ったとき


Prrrrrr...Prrrrrr...


車の中で電子音が鳴り響く





「誰かの、鳴ってんで」


「みんな聞こえてるから、龍友くん静かに」


「あ、俺だ」





俺のスマホには"敬浩さん"の名前が





「もしもし、お疲れ様です」


"あ、隼?俺なんだけど"


「はい、何かありましたか?」


"Aに泊まりたいって言われたんだけど、俺地方でさ、無理だったから登坂に預けといたわ"


「え、敬浩さん地方なんですか?」


"おう、予定変更になってさ"


「Aは臣さんの家でお泊まりってことですか?」


"そう、そんで夜心配だから電話でもしてやって"


「はい、わかりました」


"じゃ、頼んだわ、LIVEお疲れ〜"





その言葉で通話終了
メンバーからの言葉も無視して
俺はすぐにAに電話をした





"もしもし?隼?"


「うん、A、今日臣さん家って聞いたけど」


"うん、敬浩くんお仕事入ったみたいで"


「大丈夫?本当に怖くない?」


"うん、広臣さんはなんか大丈夫"


「そっか、ならいいんだけど」


"でも、隼が一番安心できるの"


「ふふっ、できるだけすぐ帰るから」


"うん、今日もお疲れ様、無理しないでね"


「Aもしんどかったら電話しろよ」


"わかったよ、じゃあ、おやすみ"


「うん、おやすみ」





なんか、恋人っぽかった〜





.

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青龍 葵(プロフ) - 夢主はどちらに落ちるのか凄く気になるのですが、このまま更新されず完結になるんでしょうか? (2018年11月22日 2時) (レス) id: 92632a3282 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなたろ | 作成日時:2017年1月19日 18時

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