Quotidiano 2 (ページ50)

今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:62,070 hit

番外編 Ladder ページ50

.

"ピーンポーン"

誰？
敬浩くんかな？

鍵を開けると

「よっ、」

「AKIRAくん、どうしたの？」

「いくぞ」

「え、待ってよ、どこに？」

「軽メシだよ、軽メシ」

「あぁ、お昼まだなんだよね」

「だと思った、夜からは他のやつもいるから」

「待ってよ、私も参加するの？」

「軽メシの後、ジム行って食べるぞ」

「準備、準備とかあるし」

「今すぐして～、」

「待って、ジャージは？」

「下着だけでいいだろ、あと全部貸す」

こんな強引なお誘いを受け
お昼はほんとに軽く食べて、

事務所じゃないほうのジムで
AKIRAくんと同じメニューをこなして
ってゆうか、やらされた

逃げようとしたのに

シャワーで汗を流して
少しメイクをしてから
AKIRAくんのもとに戻ると

「事務所よるね」と言ってタクシーに
事務所に着くと敬浩くんに預けられ

「これなら、こんな感じかな」

髪の毛いじられて
なんか、フワフワにされた

んで、焼肉
結構大きい席だと思ってたら
見たことある人がゾロゾロと

玲於、岩田さん、直己さん、関口さん
AKIRAくん、私、敬浩くん

謎メン、そして私の席
真ん中だし、正面に岩田さんと直己さんって

「なんなの？」

「ん、Aを愛してる会と後輩」

「なに、"私を愛してる会"って」

「そのままの意味」

「それ誰が入ってるの？」

「俺でしょ、AKIRAくんでしょ、玲於」

「玲於は入ってないと思う」

「入ってる、」

「玲於もなに言ってるの？」

謎のメンバーでのご飯は
焼き鳥、ラーメン、ステーキ、………

どんだけ食べるの？
後半から全く食べたない私、

後輩だから食べないといけないの
かわいそうと思いつつ、見て見ぬふり

私も食べないといけなくなると困るし

最終的には
私と敬浩くんは傍観者

「じゃ、次行くか」

「AKIRAくん、もういいよ、」

AKIRAくんの言葉に、吐き出しそうな玲於を見てるとかわいそうで、とりあえず止めたら

「じゃあ、俺ん家な」

「でも、」

断れない雰囲気に
みんな渋々ついてく

部屋に入るとすぐに始まる
酒、酒、酒、酒、酒

玲於そろそろ死にそう
皆さんもヤバめだから

「AKIRAくん、終わり」

「嫌だ～」

「敬浩くん、頼んだ」

敬浩くんに押し付けて
とりあえず避難させてあげた

玲於に鍵を渡して
私の部屋で適当に過ごしててと言って

なんか
キラキラした瞳で見つめられたのは
忘れとこう

災難な1日だった

.