Quotidiano 2 (ページ19)

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Stress ページ19

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はぁ～、
あのお食事以来
楽しい学校生活を送れてたのに

最近、無駄に女子が絡んできてウザい

「佐野さん！課題してきた？」

「英語の？」

「違う違う、小論のほう！」

「してきたよ」

「お願い！見せて欲しい」

「三井くん部活忙しいもんね」

「英語まではできたけど、文章読んでると睡魔がね」

「いいよ、違ったらごめんね」

「見せてもらえるだけでありがたい」

その原因が"三井くん"

そんなの男子に見せてもらえばとか思うけど
一度そんなこと言ったら、
「佐野さん字綺麗だし、答えあってるし」
と、返されて困った

三井くんの印象、皆さんどうですか？

実は学年で人気No.5の中に入るほど
イケメンで、スポーツもできて、優しい人

そんな人だとは知らずに
友達ならと言った私

そんな三井くんと話す私は
三井くんのことを好きな女子に煙たがられるわけですよ

「佐野さん、ありがとう」

「どういたしまして」

「また、お願いしてもいいかな？」

唯一の友達がいなくなるのは嫌だし
女子に嫌な顔されるのも慣れてるから

「全然いいよ、私でよければ」

「佐野さんって優しいよね」

「いや、普通だよ」

先生が来て、話は終わってしまったけど
席が隣なもんだから
さらーに、女子からは嫉妬される

そんなの運じゃんとか思いつつ
視線を先生に向けた

「佐野さん、ちょっといいかな」

「なに」

「話ししたいんだよね」

「ここじゃダメなの？」

「いいからこっち来てよ」

三井くんから視線をうけつつ
廊下に向かって歩く

はぁ、なんなんだろ
女子って無駄にめんどいんだよな

階段下の物陰に連れてこられて
始まるよね～

"なに馴れ馴れしく喋ってんだよ"
"隣だからって調子乗んなよ"
"髪型変えたからってかわいくねぇよ"
"無視すんなよ"
"もう三井くんと喋んなよ"
"わかったら返事くらいしろよ"

一方的に話しといて
無視すんなとか返事しろとかほんとバカ

お前らなに様だよって
なんの権利があってそんなこと言ってんだよとか思っちゃうよね～

「無理だし」

「は、テメェなめてんのかよ」

「別になめてないし」

「じゃあ言うこと聞けや」

「だからなんであんた達の言うこと聞かないといけなわけ？」

「は、好きじゃないくせにちょっかい出すなって言ってんだよ」

「はぁ、」

無駄な話し合いしても意味ない
その場を離れると
後ろからは罵倒の声

もう、ムカつく

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