Quotidiano 2 (ページ11)

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不定期ユニットだけど
デビューできることがとても嬉しくて

PGで一緒に頑張ってきた2人と組める

そして、今回私の相方となってくれた涼太さん

なんとも言えない気持ちが
身体中をめぐりにめぐって
目から溢れる想いになり

涙を拭ってくれるのは
いつもは塩なのにこんな時だけ優しく触れる、玲於

背中を優しくさすってくれるのは
ちょっぴりSだけど笑顔で隣にいてくれる、涼太さん

頭を撫でてくれるのは
おちゃらけてるくせに、人より周りをよく見て行動してくれる、隼

「……っ、ん、、っ……」

「それ、嬉し涙だよな？」

「あっ、っ、たりまえ、じゃん」

「ほらほら、玲於もいじめない」

「A～、俺らも嬉しいからね」

「ほんとに、っ、ありが、と」

どうしても伝えたかった

私の思いつきで始まったような企画だったけど
周りを巻き込んで、これからアリーナツアーがある3人もみちづれに
少しやり過ぎたかなって思ってたけど

3人と
嫌な顔たまにしてたけど、一緒に過ごせて
多くの時間を共有して
作り上げた日々を認めてもらい
活動できるこの気持ちを

そんなこと思いながら
気になるのは、この通知音と着信音

「A、そろそろ出てあげたら？」

涼太さんに気を使わせちゃった
ほんとに、誰だよ

「もしもし、」

"いやー、やっとでた！"

「うるさっ、」

"サプライズなら言ってよね～"

「それ、サプライズじゃないから」

"敬浩くん、寂しかった～"

この酔っ払いが、
こんなの相手にしてる暇ない

「用がないならきるから」

"Aちゃんの、いけず～"

「はい、じゃ」

はあ～、いい雰囲気だったのに
私の気持ちを察したのか

「じゃあ、飲みなおそっか」

隼の一声で
私はお腹がタポタポになるまで飲んで
成人組は酔い潰れるほど飲みました

帰りはAKIRAくん呼んだけど
じゃっかん酔ってた

今日は濃い1日だったな～
明日は寝て過ごそう

誰も来ない限り

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