Quotidiano 2 (ページ2)

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涼太さんと移動しながらの声だしや
ハモりの部分を確認してると

ノックの音がして

「オレ、入るよ」

そう言ってHIROさんが入ってきて
「10時過ぎたけど、全員揃ったから行くぞ」

その後ろには笑顔の篤志さんが
私にも知ってる人はいるけど

断然アウェイなわけで
敬浩くんの反応とか気になる

「ねぇ、松さんたち怒ってた？」

「全然、なんなら喜んでるでしょ」

「なんで？」

「MV見て、成長したな～って言ってたよ」

嬉しいけど、期待されてる感パナイ
松さんとウサさんにはバレンタインに会えてないから、ちょー久々に会うな

「ちょっと、俺が呼ぶまで待ってて」

「「「「はい」」」」

そう言って、篤志さんと会議室の中に

「緊張するね」

「俺たちもだよ」

「そうそう、怒られそうとか思ってるし」

「隼はわかんないことで緊張するね」

すると、ドアが開き
「みんな、入っておいで」

その言葉に、玲於が入ってく
それに私は続くわけで

とくに視線が私にきてる気がしてるのは
自意識過剰ということにしておこう

「今日デビューする3人と片寄」

「HIROさん、ほんとに？」

「そうだよ、ほら自己紹介して」

「小森隼です！」

「片寄涼太です！」

え、ここは本名言うべきなの？

「佐野玲於です」

な、なんで抜かされた？

「んで、女の子のことなんだけど」

「Aですよね？」

「敬浩、ちょっと静かに」

「......はい」

「名前を、はい、言って」

「あ、あい、佐野Aです」

「でも、一般人で高校にも通ってるから」

「あ、JKです」

「ということで、みんなはAって呼んでもいいけど、外にいるときは気をつけてね」

「「「はい」」」

なんか、いろいろHIROさんがしてくれたけど
視線が痛いんだけど

「じゃあ、残り時間は好きにしていいよ」

「じゃあ、配る？」

「うん、一緒に来てね」

「いや、俺も配るし」

「じゃあ、隼きてよ」

「俺も配らないとね.....」

「涼太さん、も、無理だよね」

「ごめんね、でも近くにはいるからね」

「わかったー」

まずは篤志さんに全員で渡す

「ちゃんと聴いてね」

「あたりまえじゃん」

「いまから、初めましての人と話すの」

「Aなら大丈夫だよ」

ちゃんと聴くから、そう言う篤志さんの次は
EXILEメンバー

頑張るぞ！

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