始まりの天と地 ページ2
「今日はここら辺にしておきましょうか。」
「みなさんも是非こちらのゲームやってみてください!それではいい夜を〜」
配信をきり、僕は一息ついた。
今日はいつもより長引いたこともあり体力がきれてしまった
ベッドに体を置き天井を見上げる
「はぁ、、」
最近、なにかが足りない。
だがその何かが僕にはわからない。
食べ物でもなくお金でもない栄誉でも地位でもない。僕には創造することのできないもの。
こんなにぐだぐだ考えていても埒が明かないから今日はもう寝よう。
リアルに住む人は僕にはない何かを持っているのかな。
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「お疲れ様です」
店長「おつかれさまでぇす!」
バイトが終わって家へ帰る。
家に帰ってからはまずベッドに飛び込む。
「あぁ、、つかれた」
あと3時間で今日が終わる。
その3時間を私は大切にしたい。
ご飯を食べてお風呂に入る。
そして
「はいどーもー剣持刀也ですよー」
最近見てる剣持刀也の配信が私のご褒美。
眠たくなってきたなぁ。
彼の配信は夜遅いためいつも寝落ちしてしまっている。
私の人生はこれからどうなるんだろう。ふと、最近このようなことを頭の中で考える時がある。
私は大学生になるのだろうか社会人になるのだろうか、どちらにせよ私は今が変わるのが怖い。
変わってほしくないな
スマホの画面が青白く私を照らしそこに映っているのは私の世界とは異なる世界。
この画面一つで世界が変わるなんて、世界は広いな。
もし私がバーチャルの世界に行けたらどうなるんだろう。
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作者名:いなりずし | 作成日時:2023年12月18日 22時