knmcとV 2 (ページ16)

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ばかページ16

「ばかぁ」

Aはいきなり僕にいってきた

剣持「え、なんですか」

「ばかやろう」

剣持「え、え？」

Aは僕にスマホの画面を見せる
そこには僕がバラエティで事故って女性の肩に抱きついてしまった動画だった

剣持「いや！これは

「、、、」

剣持「ごめんなさい」

無言の圧を感じ僕はすぐに謝った

「別にいいんですけどね、、、別に」

完全に拗ねてしまった
けど正直嬉しい

剣持「こっちきてください」

僕はAを呼ぶ、Aもしぶしぶ僕の上に乗る

ぼくはAを抱きしめて心臓の音を聴かせる

「、、、はやい」

剣持「僕は貴方といるとこうやって鼓動がはやくなるんです。貴方だけですよ、僕をこうしてしまうのは」

「ほんとに？」

剣持「本当です」

僕はAをおろそうとしたがAは離れなかった

「もう少しだけ、ききたい」

剣持「っ、、少し恥ずかしいんですけどね、いいですよね」

僕は横になりその上でAが僕の胸に耳を傾けている
だんだんAの目は閉じていった

僕の鼓動で眠るA、愛おしい以外に何もなかった、僕の心をきゅっと締め付ける

剣持「、、、どっちがばかなんだよ」