knmcとV 2 (ページ14)

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すぎページ14

「剣持さーん、」

剣持「なんですか」

「んふふ」にこにこ

Aは僕の腕をギュッとさっきから握ってる
僕はスマホを片手にリスナーからのファンアートなどを見ていた

剣持「手鬱陶しいです」

「んー。」

Aはぱっと離す
正直言えばそれでも握っていて欲しかったところだが自分から言っといてそれはないよな

Aは立って部屋を出た

その後、少ししてから時計を見るともうAと話さないで2時間も立っていた

剣持「やばっ、、」

僕も部屋を出てAを探したがいなかった
この前のことから2、3ヶ月は気を付けていたがこーゆーところで無意識に傷つけてしまっている

どうしよう、、外、まだ近くにいるはず

玄関に向かうとドアが開いた

剣持「っ！」

「ん？あれ、どっか行くんですか?」

剣持「いや、帰ったのかと思って」

「え？らいんしましたよ」

僕はスマホを確認すると『コンビニ行ってくる！』ときていた

剣持「はぁ、、、ごめんなさい。スマホいじりすぎました」

僕は安心してAを抱きしめた

「うぁ、、ちょ、、」

Aは僕を拒んだ

剣持「なんで、」

「違います！プリン！買ったので」

剣持「！」

「あんなに集中してたら糖分欲しくなりません?私だけですかね」

Aは僕のためにプリンを買ってきてくれていた

「食べますよね?」

剣持「食べます」

Aは部屋に向かう
でも僕は今、プリンより

剣持「それより、貴方といたい」

「んー？笑甘えたですか、媚ですか？」

剣持「はい」

「素直だ、、」

剣持「腕」

「？」

剣持「ぎゅって握るやつ」

Aは笑ってすぐに腕を握ってくれた

「困っちゃうなー」

剣持「ん？」

「かわいすぎて」

腑に落ちないが幸せそうなAを見れるならそれでいい