knmcとV (ページ30)

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「え、、、」

剣持「もっと頼って欲しいです。もっと僕にいろんな話もして欲しいし、心を開いて欲しい。くろのわみたいに、、以上に僕はAの頼れる存在になりたい」

今までは、剣持さんの私への好意を寄せる言葉が多くてそれだけでも嬉しかった。
なのに、こんな言葉をくれるのは人生ではあまりない。それに大人になるにつれて言う機会すらなくなるし恥ずかしさもある中こうやって真っ直ぐに伝えてくれるのはすごく、、

「優しいですね」

剣持「はぁ？もういいです！さっさとたべちゃつてください」

思った返事じゃなくて不機嫌になる剣持さん

「剣持さん、、おかゆありがとうございます」

剣持さんは全部食べているのを見て、安心していた

「その、、私あんなこと言われるの初めてでなんて言えばいいのかわからないんですけど、、」

「うれしかったです。あと、今までは頼ってなかったわけじゃないですけどこれからはたくさん、甘えたい、、、なんかわかんなくなってきた、」

私は逃げるように部屋に戻る、「甘えたい」ってなんだ、恥ずかしすぎる

ガチャとドアの音が聞こえて、剣持さんが入ってきたのがわかった、私は布団の中に入って何も言わなかった

ベッドに剣持さんが座った、布団越しに私を撫でる手は優しさが伝わってきた