knmcとV (ページ13)

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剣持side

どうしよう、いつ起こそうかな
あまりにも眠そうだったから仮眠をさせたものの、起こすタイミングを失った。

今起こしてももう外は暗いし、だからといって朝まで寝かせるのも、

男性だったらよかったんだけど、女性は

剣持「ーーーはぁ、、、僕は健全。僕は健全。」

結局そのまま寝かせて、僕はソファで寝た

朝、早めに起きた僕は一応起きているかを確認するため部屋へ向かった

僕のベッドで寝ているAさんは少し子供らしく見えて親のような気分になった

寒そうだったため、下がっている布団を肩まで持っていくと安心した顔をしていた

顔に出やすいんだなと思い面白くなった。

頬を少し触ると笑い、開いてる手を触ると握ってきた

無防備なせいかとてもどきどきして、止まらなくなりそうになった。そんなことが怖くなり僕は部屋を出てお茶を用意することにした。

お茶を出してる途中にバタンと音がなり部屋に入ると、焦って転んだことがすぐにわかる体制のAさんがいた。1人ではなおせないことに気づきまた焦っているが、そのことの助けなんかよりも先に謝った姿を見てAの人物像が少しわかった気がした

寝癖をつけながら僕の方を見るAさんはとても子供っぽくて見ていて心があたたかくなった

お風呂に入るように言うと「かります」と素直に言ってもらえてお風呂に入りに行った

その間にベッドを片付けようとしたがもうすでに綺麗だった。僕の服を貸すため僕は部屋から服を取り洗面台の隣の棚に置き部屋で待っていた

数分後

ガチャ

あ、終わったのかな

剣持「終わりました?」

「あ、はい。服もありがとうございます」

僕は少し固まった、僕が着るのとAさんが着るのではあまりにも違って、当たり前だが僕より小さいAさんが着ると服がぶかぶかだ

鎖骨やその辺りが丸見えで僕はすぐに視線をずらした

「下もこんな短いの着るんですか？笑」

剣持「ちがいますよ笑！それは前の彼女の物です」

「あーーーー、、、なんか、、思い出させてすみません、笑」

剣持「絶対思ってないだろ」

あははと笑うAにどうも調子が狂う

今まではこんなことなかったのに

ピンポーン

剣持「ちょっと待ってくださいね」

「はーい」

ドアを開けるとがっくんがいた
あ、そっか忘れ物を取りに来たんだ

伏見「中に入れてくださいよ〜」

剣持「いや、え、、あーーー」