幼馴染

休日 ページ16

今日は久々に休日


たくさん寝ることを決めた


ガチャ


「、、、無理なんだけど」



剣持「遊びに来ました」


「私今日休日なの」


剣持「はい」


「寝るよ」



剣持「寝てていいよ」



ん？何しにきたんだ?
まぁ、本人がいいって言ってるし寝るか


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ん、、」


起きると部屋に剣持はいなかった

帰ったのかな、本当に何しにきたんだろ

じゃーーーーー


リビングの方から音がした



「あれ、キッチンにいたんだ」


剣持「うん、お腹空きました?」


剣持は料理をしていた



「食べる」


カレーライスを作ってくれた


「いただきます」

剣持「どうぞ」


「ん！おいひい！」


久々にちゃんとしたご飯を食べた
そのまま無言で私は食べ続けた



「ごちそうさまでした」



剣持「カレー以外にも作って冷凍とかしてあるので食べてください」



「、、、今日それをしに来てくれたの?」


剣持「はい」


私は驚いて固まって


「え、、え、？」



剣持「A、仕事はあまり減らさないって決めたっぽいからせめてご飯ぐらいは食べてほしくて」


この前心配されて、私は結局意地悪張って仕事はあまり減らさない方針にしてもう放っておいてもいいのに、こんなに助けてくれるなんて



剣持「A？」


涙が出てきた



剣持「え、ごめん。迷惑だった？調理音うるさかった?」


「ありがとう、っ、、っん、すご、い助かる"」


剣持は少し驚いた顔をして


剣持「どういたしまして」

とふふっと笑った
剣持の笑顔を見て胸がきゅっとした




私はいつまでこのもどかしい気持ちを隠すんだろう

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