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第1話 ページ2

魔界の学校には様々な個性の悪魔たちが集う



今日もまたひとり、新たな悪魔の入学生が…



『ここが悪魔学校どすかぁ、ふふふ』
と不敵な笑みを浮かべながら、1人の悪魔が綺麗な青髪をなびかせながら門をくぐった。







『それにしても、えらい人がおらんで静かやな…』
耳を澄ませながら、微かに音が聞こえる方向へと走っていると、

「ナメてんじゃねーぞコラァ!!」
「とっとと金出せやコラァ!!」
「ヒィ…いい今は持ち合わせが…」


あらら、カツアゲやわ…見つかったらめんどいなぁ…ここは少し様子見やな。


どうやら向こうにおる2人の悪魔もカツアゲに気づいてらしゅうなんか話してるな…さすがに内容までもは聞き取れへんな。


ニット帽を被った悪魔「なにやっとんねんチンピラどもーッ!!」
眼鏡をかけた悪魔『シャオローーン!!』


『あら、意外と度胸がある悪魔やね』
思わず感心して声に出てしまった。


眼鏡をかけた悪魔「誰かあのバカを止めてー!!」


「アァン?なんだこいつお前も俺たちの財布になってくれんのかァ?」


なんだが、面白いコトなってきたなぁ…


sha「…よっぽど金が欲しいみたいやな…ま、それも当然か…」
…少し空気がピリついた、固唾を呑んで見守り続ける。


sha「これからたんまり必要になるもんなァ、自分らの葬式代と墓代がな…!」

…正直そんなに強いようには見えんけどな…

sha「あ、何や!悪魔が啖呵切ってる時に!反則やでハンソク!」

……やっぱかえろかな

「あああのボクのことはいいですから」
sha「おう心配すんな!生徒会入ったらこんな連中死ぬほど相手せなあかんねん。ビビってる場合ちゃうやろ!なぁ…大先生!」

大先生「やれやれ…全く」

『ニット帽のあんさん…かっこええどすなぁ。助太刀するわぁ。』
加速(スピリット)をしてシャオロン?さんたちの方に向かった。

sha「いや、俺と大先生で何とかするから大丈夫や!」

『その大先生いまさっきマキちゃんと約束があるとか言っとって行きはりましたけど?』


sha「あンの薄情者ォーー!!」


『あら、アンさん危ないで?』
シャオロン?さんに拳が飛んできてたので片手で掴みながらそのまま1人を軽く投げる。


sha「ッ!助かったわ、ありがとうな」


「くっそ、ナメやがって!!」
こっちに激昂しながら向かってくるチンピラ共。



ーーーーーー
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月夜(プロフ) - オリフラがついていましたので、ご連絡失礼いたします。 (9月16日 22時) (レス) id: 033f7210bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬん | 作成日時:2023年9月14日 14時

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