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「わ、ナムジュニヒョン割りばし5本も割ってる……」
『え………』
皆は飲み潰れて、僕とテヒョンの二人でパーティーの後片付けをしてる。床で転がってる人たちを踏まないように注意しながら。
机の上をふく僕に、お皿を運び終わったテヒョンが話しかける。
「サプライズ、うまくいった？嬉しかった？」
『うん。』
よかった、って笑うテヒョンに、僕も笑みを返す。
少し間をあけてから、テヒョンがごそごそとポケットを漁ると小さな箱が出てきた。
「…これ、俺からの誕生日プレゼント。」
驚きながらゆっくり受け取って、開けてみる。
すると、そこにはロングチェーンの綺麗なピアスが片耳分だけ、入っていた。
『これ……、かっこいい。』
僕の反応をみて、満足げに笑う。
つけてみてつけてみて！ってテヒョンが言うから、その場でつけてみた。
頭を軽く揺らすとピアスも一緒にゆらゆら揺れてるのが感覚でわかる。
……やばい、超好みだ。
「実はこれ、俺とお揃いなんだよ？」
『え？』
悪戯っ子のような顔をして、ちょんちょん、と自分の左耳を差す指。
よく見ると、確かにそこに僕が今つけているピアスと全く同じものがついていた。
「へへ、いーでしょ。」
ひひっ、
そう言って笑うテヒョンが、何だかフィルターがかかったみたいに眩しくみえる。
きゅう、って。
胸の奥で感じた感情が何か分からないまま。
『…………うん、いーね。』
はにかんで、そう返した。
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waka(プロフ) - 犬のマルチーズさん» コメントありがとうございます！これからも、ぜひぜひよろしくお願いします！！ (2022年2月3日 17時) (
レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
犬のマルチーズ - 面白いです！完結おめでとうございます！！これからも、WAKAさんの小説読ませていただきます！ (2022年2月2日 20時) (レス) id: dc541df11a (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 稲荷さん» 稲荷さんの語彙力を消滅させられて嬉しいです！！こちらこそありがとうございます！！！ (2022年1月30日 10時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - もう、好き！なんだろう、好きすぎて語彙とんでっちゃた、、、wakaさん完結おめでとう！そしてありがとう！ (2022年1月30日 6時) (レス) id: 72ee2dd031 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ニナさん» ニナさん、たくさんコメントしてくださって本当にありがとうございます！喜んでもらえて、楽しんでもらえたのなら幸いです♡これからも、よろしくお願いします！！ (2022年1月19日 13時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：waka
| 作成日時：2022年1月9日 19時
