陰キャの本性。 ページ1
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夜、路地裏。
薄暗く人の通らないその場所で、俺はいかにも柄が悪い不良くんに迫っていた。
『ねぇ…俺のこと気持ちよくして？』
「はっ………何言って……」
ゴクッと唾を飲み込んでる不良くん。
ね、俺のこの顔見て耐えられないでしょ？早く、早くして。
体が疼いて仕方ないんだからさ。
表向きはただの大学生、裏では極度のドM。
そんな俺は時折、こうやっていじめてくれそうな子を見つけては迫り、自分を満たす。
長い沈黙の後、不良くんが手を伸ばして俺を掴もうとした。
のに。
「＿＿＿＿邪魔なんだけど。」
少しハスキーな、高めの声がそれを遮った。
急に声をかけられて焦ったのか、足早に去っていく不良くん。
去っていくその背中を呆然と見送ってから、一気に不機嫌になる。
『ねぇ、アンタ何してくれんの。いなくなっちゃったじゃん。』
「……………」
何の反応もない。よく見てみると、可愛らしい顔立ちをしてる。正直好み。
ニヤッと笑って、俺は彼にこう言った。
『…………ね、責任とってよ。』
……………何の反応もなし。だめかぁ、今日はもう無理っぽい。
あー…もう、ほんとたまってるんだけど。
諦めて体を起き上がらそうとした、その時。
『アッ！？』
ぐり、
突然、強くアソコを踏まれた。
不可抗力で声が出る。そんな俺の様子にも何を言うこともなく、彼はただひたすらに、ぐりぐりと足を押し付けてくる。
名前も知らない彼の視線に、頭が真っ白になっちゃうぐらいには興奮した。
だって、凄いんだもん、視線だけで俺のこと罵ってる。
『ぁ─────、は、はぁ……っ、』
呆気なくイかされて、息を整えてる俺をじっと見つめた彼は背中を向けて遠ざかっていく。
『はぁ……さいっこう、』
今までで一番、きもちよかったかも。
『…………あ、名前聞くの忘れた。』
どっちにしろ一回きりの相手だろうけど。
本性バレちゃうの嫌だし。
その後、帰宅してすぐに入った風呂で、彼が踏みつけた場所が痣になってるのを見てまたリトルくんが起立しかけたのは、秘密の話。
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waka(プロフ) - 稲荷さん» 稲荷さんー！おわ、稲荷さんの好み……めちゃくちゃ光栄です！ありがとうございます！！召され…っ！？天界でお会いしましょう。私の完全性癖な作品を好きだと言っていただけて、嬉しいです！！私らしさ！！！ (2022年1月30日 10時) (
レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - wakaさんってばどんだけ自分の好みの作品つくったら満足するの？好きすぎるんですが？好きすぎるんですが？完結おめでとうございます！この作品には童貞の方の作品から来ましたが幸せすぎて召されそうです！waka様だなーって思う (2022年1月29日 12時) (レス) @page1 id: 2275c80969 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - しずくさん» コメントありがとうございます！童貞のほうも見てくださって…嬉しいですㅠㅠ こちらこそ、本当に本当にありがとうございます！新作も、よろしくお願いします！！ (2022年1月23日 11時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 完結おめでとうございます！このお話も童貞のもめっちゃ好きです……ありがとうございます！新作も応援してます！ (2022年1月23日 11時) (レス) @page25 id: 28296a4948 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：waka
| 作成日時：2022年1月16日 15時
