検索窓
今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:37,596 hit

대가. ページ4








(…………やってしまった。)




清々しいほどの晴天と正反対に、どんよりした空気を纏いながら院内をトボトボ歩く。

昨日、あの後テヒョン先生に対して自分がしでかしたことに部署で顔を青くした僕を心配したカン先生の心遣いで早めの退勤。
夜が明けるのがいつもの3倍嫌だった。



それでも、朝は来てしまうらしい。




(完全にやらかした、いくらテヒョン先生でも絶対怒ってるだろ…あーー…会いませんように……)



「あ。」

『ひっっ!!』

「うわ酷い。化け物でも見たみたいな反応して。」




切望していた矢先、ちょうど目の前にテヒョン先生。

神様は酷い、こういう時に限って、なんで本人と引き合わせるのか。





「おはよう、Aくん。」

『ぉ、はようございます…テヒョン先生、』





僕の肩に優しく手を乗せて、テヒョン先生は爽やかな笑顔のまま小声で囁く。





「ちょっといい?」





____あ、僕、終わった。





ーーー






昨日の嫌な記憶が思い出される、自販機の裏。

同じように僕とテヒョン先生は向き合っていて、昨日と違うのは僕の顔が真っ青ってこと。




『あの、昨日はほんとに、』


「ふふ、まさか僕の男の勲章を蹴るとは思わなかった。」


『その説に関してはほんっとうに申し訳なく、』




と、頭を下げる途中で思い直す。

待て、よく考えたら申し訳なく思わなくても良くないか。
だって急にキスしてきたのあっちじゃん。

正当防衛成立するでしょ。




「申し訳なく思ってくれてるんだ。ん〜、じゃあ、」




頭のなかでそんなことを考える僕を他所に、テヒョン先生は昨日と同じ表情で笑う。




「僕のお願い、叶えてくれたら許してあげる。」







나만 봐.→←계기.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (186 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
595人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , テヒョン , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狐うどん(元稲荷)(プロフ) - もうほんと…wakaさんの書く小説好きすぎる… (2022年12月17日 7時) (レス) id: 161e002670 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ゆさん» 奪い合い私も大好きなんです…ㅎㅎ これからも奪い合ってもらう予定なので!!楽しんでいただけると! (2022年6月27日 9時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - mikittyさん» ようやく更新出来ましたㅠㅠ ありがとうございます! (2022年6月27日 9時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 奪い合い最高です🥳 (2022年6月27日 2時) (レス) @page11 id: 64fd1b300f (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新お疲れ様です!! (2022年6月26日 23時) (レス) @page11 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:waka | 作成日時:2022年5月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。