＃242 ページ9
ゼノ｢…よいせ｣
シンアに取り憑いた何かが倒れてすぐ
ゼノが起き上がった
ゼノ｢青龍大人しくなった？｣
キジャ｢そなた、心臓に悪い事はよせ｣
ゼノ｢このくらいでくたばるならとっくの昔に死んでるから｣
シノ｢そーゆー問題じゃねーの｣
ユン｢ねぇ…シンア大丈夫なの？｣
ゼノ｢うーん、今は麻痺返しくらってるだけだから、しばらく動けないと思うけど…｣
シノ｢中のヤツがなぁ…｣
そんな話をしていると
ゆらりと
何かが起き上がった
ユン｢シンア麻痺返しにならない？！｣
ゼノ｢あれ…？もしやゼノに効いてないから青龍にもあんまり効果が無いのか？｣
ジェハ｢シンア君対ゼノ君では戦いにならないって事だね｣
ゼノ｢然り然り、青龍の能力効かないけど、ゼノも大怪我しないと単なる見つめ合い大会に…｣
その時
いきなりの頭痛に襲われ
私達は倒れた
ゼノ｢よせ！！｣
何か｢お前はなぜこの圧に耐えられる？｣
ゼノ｢年季が違うからな、ゼノには効かな…い？｣
縛られていた
あれーそう来る？
そゆ事されるとゼノ実は手も足も出ないから
非力だから
あ、ひと思いに刀で斬ってみても構わんよ？
おーいどこ行くの？
ゼノは貸し出し禁止だからー…
なんて言葉を聞きながら
去りゆく二人の背中を最後に私は
気を失った
・
・
・
・
｢……！！………！！………シノ！！｣
シノ｢！？……あ…ジェハ……｣
ジェハ｢気がついた？｣
既にジェハとキジャは起きていたらしく
ユンだけが未だ眠り続けていた
シノ｢青龍の気配、追えてる？｣
キジャ｢うむ…シノではもう追えぬか？｣
シノ｢うん…鼓動は聞こえるんだけど、他に物音がしないから…完全に撒かれた｣
ジェハ｢どうする？探しに行くかい？｣
キジャ｢勿論だ｣
ジェハ｢じゃあ、ユン君も起こそうか｣
シノ｢いや、ユンは置いてこう…そのうちヨナ達も戻ってくる、状況を報告してもらわないと｣
キジャ｢ならば、尚更起こすべきなのではないのか？｣
シノ｢ユンの事だ、伝えなくても自分で考えるさ｣
そう言いながら私は
羽織をユンにかけた
シノ｢良し………行こうか｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - ハイドさん» そう言って頂けて何よりです、そうですね、何回も描いて練習してます、困った時は描き方をググッたり漫画などで似た構図のものを見ながら描いたり…練習あるのみですよ(●'д')bﾌｧｲﾄです (2016年5月13日 18時) (
レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 作者さんの絵どんどん上手くなって行きますよね！俺は絵が上手く無いので正直言って羨ましいです！やっぱり絵を上手くするには、練習をいっぱいする事が大事ですか？ (2016年5月13日 16時) (レス) id: 7d989b00f5 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» いつも読んでいただきありがとうございます、喜んでいただけて僕も嬉しいです(*´ω`*) (2016年1月3日 20時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - リクエストにこたえて下さり、ありがとうございます。すごくおもしろかったし、なんだか嬉しかったです。ありがとうございます。 (2016年1月3日 20時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» そう言って頂けると幸いです(*´-`) 少し素直になった夢主ちゃんをこれからも宜しくです♪ (2015年12月6日 11時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：寅嶋部緋鯔 | 作成日時：2015年11月29日 0時
