ジェハお兄さんのお悩み相談室 6 ページ30
ジェハ｢…シノはどうして銀龍を構えてるんだい？もしかしてシノも…｣
シノ｢阿呆め、テメェがくだらねーこと吐かすからだろうが｣
3人ともが笑顔で見つめ合う
この空気の中、口を開いたのはゼノだった
ゼノ｢こらこら、娘さん達が驚いてるじゃないか｣
いつもののんびりとしたゼノの口調が
張り詰めた空気を解きほぐしていく
ヨナもはっとして、じりじりとジェハから距離をとった
ヨナ｢キジャとジェハの病を…私が治せるの？｣
ハク｢姫さん、相手にしなくていい、ただの戯言だ｣
ジェハ｢そんなこと言って、ハクもかかってるくせに｣
ヨナ｢その病は伝染するの…？シノにも？｣
ハク｢してたまるか！そいつらのは、ただの色ボケだっ｣
シノ｢私には伝染しねーよ、したら話が変わっちまうっ…あと私は色ボケじゃない！｣
私とハクはそれぞれ武器を地面に突き刺し、声を張り上げる
しかしヨナには通じなかったようで
ヨナ｢…色ボケってどんな病気なの？｣
ハク｢脳みそがお花畑ってことです｣
ジェハ｢ちょっとちょっと！真面目な顔でヨナちゃんにウソ吹き込まないでよ｣
ハク｢うっせーよ脳みそ年中お祭り男が｣
シノ｢ﾌﾟｯ…ｸｸｯ…そうだ、ヨナは何かないの？｣
ヨナ｢へ？｣
シノ｢相談事｣
突然で当然の問にハクとジェハの言い合いが止まった
これが一番、二人を黙らせるにはいい手段だろう
それに
これがきっと本来の目的だろう…
ヨナは真剣に考えているようで
ふと私を見た時に何か思いついた様だった
何だろう、私に関する事だろうか
ヨナ｢シノに質問なのだけど…いいかしら？｣
シノ｢勿論｣
ヨナ｢シノの耳にはキジャやジェハと同じ様に鱗があるじゃない？でも2人とは違って、鱗が首まで伸びてるのよ…それが気になって…｣
ヨナが言い終わるやいなや、皆が私の首を覗き込んだ
髪を一つにまとめているので難なく見えるだろうが
正直気づいていたのかと驚いた
ジェハ｢え、首まで伸びてるの？｣
ユン｢あ、ホントだ…｣
シノ｢えっと…｣
ヨナ｢何か能力に関係があるの？｣
シノ｢まぁ…そんな所だね｣
使う事は無いだろうけど…
ジェハお兄さんのお悩み相談室 7→←ジェハお兄さんのお悩み相談室 5
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - ハイドさん» そう言って頂けて何よりです、そうですね、何回も描いて練習してます、困った時は描き方をググッたり漫画などで似た構図のものを見ながら描いたり…練習あるのみですよ(●'д')bﾌｧｲﾄです (2016年5月13日 18時) (
レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 作者さんの絵どんどん上手くなって行きますよね！俺は絵が上手く無いので正直言って羨ましいです！やっぱり絵を上手くするには、練習をいっぱいする事が大事ですか？ (2016年5月13日 16時) (レス) id: 7d989b00f5 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» いつも読んでいただきありがとうございます、喜んでいただけて僕も嬉しいです(*´ω`*) (2016年1月3日 20時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - リクエストにこたえて下さり、ありがとうございます。すごくおもしろかったし、なんだか嬉しかったです。ありがとうございます。 (2016年1月3日 20時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» そう言って頂けると幸いです(*´-`) 少し素直になった夢主ちゃんをこれからも宜しくです♪ (2015年12月6日 11時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：寅嶋部緋鯔 | 作成日時：2015年11月29日 0時
