ジェハお兄さんのお悩み相談室 5 ページ29
考え事をしていた私はなかなかに話が呑み込めずにいた
しかしキジャの真剣な雰囲気や周囲の反応から
何やら重大な事なのだろう
キジャ「実は、その…どうにも痛むのだ」
シノ「痛む？どこが、どう？」
キジャ「胸が締め付けられるように痛むのだ…これは何かの病なのだろうか」
ユン「それだけじゃ、情報が少なすぎてわからないよ、どんな時に痛むの？」
胸が締め付けられるように…
これは良くて不整脈、悪くて重大な心疾患だろうか…
私たちはキジャに真剣な顔を向け、言葉を待った
キジャ「姫様の笑顔を拝見した時だ」
ユン「………ハイ？」
キジャ「姫様の笑顔を拝見すると、私まで嬉しくなる…だが時々、何故か胸が痛むのだ」
シノ「あーはいはい、例の不治の病ね」
キジャ「なっ！不治の…病…？それでは私は、姫様のお供が出来ないのか？！」
いやそっちの不治の病じゃないけど、心配するところ違うだろ
するとヨナがキジャの手を取り、安心させるように微笑んだ
ヨナ「大丈夫よ、キジャ、きっと二人が治療法を見つけてくれるわ」
キジャ「ひっ姫様！そのお言葉だけで私は…私は、ぐはっ」
ユン「ヨナ、その辺で止めたげて、キジャが昇天しかけてる」
ヨナ「そんなに悪いの？！あら、でも…なんだか幸せそうな顔ね」
ジェハ「これはアレだね�爐錣�人生、一片の悔いなし！�瓩辰憧蕕世諭�
ゼノ「白龍、食い物の夢でも見てるのか？」
ハク「ったく、人騒がせな奴だな…」
皆が口々に感想を言う中、シンアだけは無言で毛布をキジャにかけてやっていた
まったりとした空気が流れ、私は少しほっとしていた
ヨナ「そういえば、まだジェハの悩み事を聞いてないわね」
ジェハ「えっ僕？」
珍しくジェハの声が揺らいだ
どうせ相談に乗ると言っておけば矛先は向かないとでも思ってたんだろう
ヨナ「何かない？何でも言って」
ジェハ「……本当に…何でも？」
ヨナ「もちろん」
すると突然、ジェハはヨナの手を掴んで引っ張り上げ、自分の胸へと引き寄せた
ヨナ「ジェハ…？どうしたの？」
ジェハ「実は僕も、病にかかっているのかもしれない」
ヨナ「大変！すぐユンに」
ジェハ「それには及ばないよ、だってこれは…この世でヨナちゃんにしか治せないから」
ヒュン！
ジェハ「…反応が遅かったんじゃない？
ハク「決定的な現場を押さえようと思ったんでな」
シノ「現行犯だね」
銀龍と大刀がジェハの首筋を狙っていた
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寅嶋部緋鯔(プロフ) - ハイドさん» そう言って頂けて何よりです、そうですね、何回も描いて練習してます、困った時は描き方をググッたり漫画などで似た構図のものを見ながら描いたり…練習あるのみですよ(●'д')bﾌｧｲﾄです (2016年5月13日 18時) (
レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 作者さんの絵どんどん上手くなって行きますよね！俺は絵が上手く無いので正直言って羨ましいです！やっぱり絵を上手くするには、練習をいっぱいする事が大事ですか？ (2016年5月13日 16時) (レス) id: 7d989b00f5 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» いつも読んでいただきありがとうございます、喜んでいただけて僕も嬉しいです(*´ω`*) (2016年1月3日 20時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - リクエストにこたえて下さり、ありがとうございます。すごくおもしろかったし、なんだか嬉しかったです。ありがとうございます。 (2016年1月3日 20時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» そう言って頂けると幸いです(*´-`) 少し素直になった夢主ちゃんをこれからも宜しくです♪ (2015年12月6日 11時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寅嶋部緋鯔 | 作成日時：2015年11月29日 0時
