＃234 ページ1
あれから数日が経ち
私達は高華国での旅を再開していた
そんなある日のこと
丸太に一人座っていると
ジェハが私の隣に腰を下ろした
ジェハ｢シノ、何かあった？｣
シノ｢うん、ちょっとね…それよりもう大丈夫？｣
実は今日、あまりにも天気がいいものだから
ヨナや四龍達とでお昼寝をしていたのだ
木に寄りかかったジェハに寄り掛かって
…なんかややこしいな……
私を含め五人がジェハを枕にしていたんだ
勿論全身痺れていた
それをハクがツンツンとつついて楽しんでいたのだ
ジェハ｢一応ね、まああれはあれで気持ちよかったけど…｣
…久々の被虐発言である
私が言葉を失っているとジェハは続けた
ジェハ｢それで、何があったんだい？｣
シノ｢あ、あぁ……夢でユナ様と話したんだよ、ほら、小さい頃話したろ？夢でユナ様の記憶を見るんだって…｣
ジェハ｢そうだったね…それで何を話したの？｣
シノ｢うん…まぁ私がずっと知りたかった事…かな｣
ジェハ｢それは良い話？｣
シノ｢うん、すっごく…朗報……｣
それから私は
ジェハに夢での事を話した
ユナ様と四龍達の事
緋龍王の事
子供の事
亡くなった時の事…
それに…
傷の吸収について…
シュテンさんとユナ様の関係に関わってくる事は何となく伏せたけど…
それ以外は話した
シノ｢すごく嬉しかったんだ…今まで忌まわしいと思っていた傷の吸収と対価が…ユナ様の…皆に対する優しさだったから……まあ流石に無茶し過ぎだとは思ったけどね｣
するとジェハは
無言で私の頭を撫で始め
そのまま私の頭は
ジェハの胸へと引き寄せられた
シノ｢ジェハ…？｣
顔が見れない
物理的にもそうだが
心境的にも…
私のジェハに対する思いが
私だけのものだと分かり
今まで抑えてきたこの思いが解禁されたようで
なんだかドキドキしてしまったのだ
シュテンさんとユナ様の事を伏せたのも
その流れでそういう話になってしまわないかという不安や
照れくささがあったのかもしれない
今更だけど
ジェハが好きだ
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寅嶋部緋鯔(プロフ) - ハイドさん» そう言って頂けて何よりです、そうですね、何回も描いて練習してます、困った時は描き方をググッたり漫画などで似た構図のものを見ながら描いたり…練習あるのみですよ(●'д')bﾌｧｲﾄです (2016年5月13日 18時) (
レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 作者さんの絵どんどん上手くなって行きますよね！俺は絵が上手く無いので正直言って羨ましいです！やっぱり絵を上手くするには、練習をいっぱいする事が大事ですか？ (2016年5月13日 16時) (レス) id: 7d989b00f5 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» いつも読んでいただきありがとうございます、喜んでいただけて僕も嬉しいです(*´ω`*) (2016年1月3日 20時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - リクエストにこたえて下さり、ありがとうございます。すごくおもしろかったし、なんだか嬉しかったです。ありがとうございます。 (2016年1月3日 20時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» そう言って頂けると幸いです(*´-`) 少し素直になった夢主ちゃんをこれからも宜しくです♪ (2015年12月6日 11時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寅嶋部緋鯔 | 作成日時：2015年11月29日 0時
