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Unrequited ページ10

あれから部屋に戻ってきて散々騒いだ挙句



翔平と樹は布団に入ってすぐに就寝。



見回りに来た登坂先生は騒いでてもちゃっかり見逃してくれた。笑




そして残った僕と大樹。



「寛太さ、本気で先生のこと好きなの?」


「うん、多分…」


「やめなよ先生なんて。」


「え、なんで…?」



あれ、応援してくれてるんじゃなかったの。


「先生となんてうまくいくはずない!」


「分かってるよ」


「だったら、なんで!!」



大樹がこんな風に声を荒げたのは初めてで


どうすればいいか分からなかった。



暫くの沈黙のあと、


「ごめん」


それだけ言って大樹は布団に潜り込んだ。



応援してくれてるもんだと思ってたけど、


やっぱり大樹もそう思ってるよね…。

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作者名:Hina | 作成日時:2020年6月2日 1時

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