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Unrequited ページ6
「おっはよー」
そう言いながらバシッと背中を叩く大樹。
昨日の事もあったしなんか気まずいな…
「おはよ大樹」
「お前、昨日どうしたんだよ！
先生お前の事心配してたぞっ」
え、先生が
心配してくれた…？
「ほっほんとに？！」
「お、おう」
ヤベッ、食い気味になっちゃった。
どうしよう。すごく嬉しい。
「なあ、お前さ昨日も思ったけど
登坂先生のこと好きなの？」
「そんなんじゃないし！」
「なんだー、それならよかった」
「よかったってなにが？」
「ううんなんでもない！こっちの話〜」
って言いながら走ってく大樹。
僕もその背中を追いかけた。
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作者名：Hina | 作成日時：2020年6月2日 1時
