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Unrequited ページ3

「ねぇ名前は?俺 佐藤大樹!よろしく。」




入学式終わりの教室。


そう言って人見知りの僕に話しかけてくれた大樹。




「あっ、佐藤寛太。よろしく」




「なぁなぁ、登坂先生ってめっちゃイケメンじゃね?!」



「えっ、うんそうだね」



やべっ。


動揺して声裏返っちゃった。



声裏返ってんじゃんってケラケラ笑ってる
大樹。



そんな彼を横目に僕はまたしてもあの人に
釘付けになった。



教壇についたあの人。


あの吸い込まれてしまいそうな綺麗な瞳と目が合った。





なんだろう。

この胸が締め付けられるような気持ちは。

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作者名:Hina | 作成日時:2020年6月2日 1時

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