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Unrequited ページ12
「寛太、大樹となんかあった?」
2人で補習の為に学校へと歩く登校中の道。
不意に樹に問いかけられた。
「なんかあったっていうか、なんというか…」
「まぁ2人の問題だからさ
あんま首突っ込みたくないけど、仲良くしてて欲しいからさ」
「うん、なるべく早く仲直りする」
それがいいよと言う樹。
話す時間確保したいな。
「あ!花火大会、4人で行こうよ」
「花火大会?」
「そう、5日にあるの。その日ちょうど補習も無いし!」
花火大会ならゆっくり話せるかな。
「そして何より!先生たち見回りしてるらしいからさ。登坂っちも来るよ!」
「なにそれ。めっちゃいいじゃん!」
樹はでしょっ!て一言言って、鼻歌なんか歌いながら
「じゃあ2人にもLINEしとくね〜」
ってなんか嬉しそう。
補習ももっと頑張る気が湧いてきた。
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作者名:Hina | 作成日時:2020年6月2日 1時