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闇au。其れは、極悪人が揃っている組織。
そう言えば、友達も───
"地下には、極悪非道な組織があるらしい。"
"へぇ…よく知ってるね?___。"
"決まっているだろう。私は此れから其処に、落ちるんだからな。"
──と言っていた。
cr「…おい、聞いていたか?」
「…はっ、はい!?」
そう叫ぶと、crossさんは呆れた様に溜息を吐いた。
cr「もう一度言う、ボスの目的はAだろうから、Aを連れて行く。」
申し訳無いという思いが飛んでいく程に驚いた。
「…ちょっ、ちょっとだけ待って下さい。」
cr「…から、其の敬語とさん付けを外せ。」
まぁ、極悪組織とはまだ決まった訳ではない。
先ず、crossさんがこんなに優しいのだ。こんなに優しい人が居るなら大丈夫だろう。
「分かりましたcrossさん!」
cr「だからなぁ…」
敬語は染み付いてしまっている。
だから敬語を外せ…何て言われても、crossは私にとって先輩に当たる人だろう。
良いなら良いのだが…
cr「…じゃあ開けるぞ。」
と言い、扉に手を置いた。
そして、ドアノブを捻ると…
其処には、スケルトンが居た。其れも、五人。
謎に覇気が凄い人や、私には興味が無い様で編み物をしている人、明らかに私に敵意を向けている人達。
私は、とんでもない衝撃を受けた。
勿論、個性的な人達が居たからもあるのだが…其れよりも、もっと規格外な事が起きた。
其れは…
「な、いふ…?!」
そう、目の前からナイフが飛んできたのだ。其の元凶は、何だか楽しそうである。
恐怖以外の感情を得られない。
「…残念。」
全く残念そうには見えないが…寧ろ、笑っている。
狂気的である。
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ki「本当に?!」
「うん…花冠作ってたよ。」
信じられないな…と笑う目の前の人は先刻、ナイフを投げ付けてきたkillerだ。
因みに、何の話をしていたのかと言うと、私の友達の話だ。
killerも知っているらしい。___の事を知っている人が居る何て、嬉しい。
私が知らない話もしてくれるからだ。
此の人とは仲良くなれるかもしれない。そう思ったから、タメ口にした。
にしても…矢張り___と此の組織は関わっていたのだろうか?
他の人にも聞いてみようか…?と思い、私は他の人に友達の事を聞いてみた。
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ひこうちきん(プロフ) - なのださん» コメント有難う御座います!返すのが遅くなりすみません…初のシリアス系に挑んでみた結果が此方になります!インク君…可哀想な君は可愛…ゲフンゲフン (2023年1月3日 15時) (レス) id: 05937225ef (このIDを非表示/違反報告)
なのだ - い、インクうあああああ (2022年12月31日 17時) (レス) @page10 id: 757190f567 (このIDを非表示/違反報告)
ひこうちきん(プロフ) - apyapiさん» コメント有難う御座います!とんでもなく嬉しいお言葉、有難う御座います…!!とても励みになりました、有難う御座います! (2022年12月29日 16時) (レス) id: 05937225ef (このIDを非表示/違反報告)
apyapi(プロフ) - 一言(?)言わせて頂きたい。めっちゃ神作です!最高です!短編集って、短すぎても長すぎても・・・ってイメージがあるのですが、丁度良い長さ&行間で読みやすいです!この小説大好きです!(こんな神作を書いてくださる作者さんも!)更新頑張ってください! (2022年12月28日 16時) (レス) @page46 id: 80520e762e (このIDを非表示/違反報告)
ひこうちきん(プロフ) - 星月夜さん» コメント有難う御座います!最高と言って頂けて本当に嬉しいです…有難う御座います! (2022年12月18日 13時) (レス) id: 05937225ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひこうちきん | 作成日時:2022年11月30日 17時