人気者のあの子は実は…【歌い手×探偵チームKZ】

普通にごめん ページ17

A side
そして翌日の放課後。
…早い？七鬼君と美門君と連絡先交換した以外何も起こらなかったんだよ。嘘だけど

えーっとですね、下駄箱に手紙が入ってまして、体育館裏に来いと言うわけですよ。
( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！まさか…告白？キャー、Aちゃんうれし〜(棒)
え？本音？めんどくさいからスルーして帰ろっかな。

『彩ちゃ〜ん！一緒にかーえろっ！』

「ん？あ、いーよ！一緒に帰ろう！」


はい、スルー確定。一応、帰り道でチラッと覗いていきますか。
…いや待て。時間書いてなかったな。夜でいっか、夜で。動画に証拠残しとこ。


『そういえば昨日、あの後どうなった？』

「んーとね、今度の土曜日に集合だって。若武の家なんだけど…」


土曜日かぁー。96ちゃんとタピる予定なのよね。


『少し遅れても大丈夫？』

「あ、じゃあ私から皆に言っとくね！」


うぇーい、了解。


『あ、私、若武の家知らないから地図送ってって言っといて』

「うん、分かった！」


…なんか、彩ちゃんのことパシリにしまくってね？
ごめん、悪気はないんだ。

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