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『あ、あの………？』
自己紹介をしてからずっと動かない監督生さん
もしかして私、気に触るようなことをしてしまった？
相手の顔を見るのが怖くて自然と自分の視線が下がっていくのが分かる
すると不意に頭に違和感を感じ、上を向くと笑顔で私の頭を撫でる監督生さんがいた
『え…っと……？』
突然のことに驚いてしまい言葉が出てこない
「あ、いきなりすみません！私ユウって言います。こっちはグリムです」
「将来大魔法士になるグリム様なんだゾ！」
彼女は私の頭をなで続けながら問いかけてくる
「そういえば何か用があってここに来たんですよね？どうしたんですか？」
『が、学園長に同じ女の子として監督生さんが困っていたら助けてあげてほしいと頼まれたので、その挨拶に……』
心の中で学園長ナイスと思っている監督生だが、Aの心はそれどころではなかった
『(ど、どうしよう！有名人の監督生さんとこんなに話していたら私刺されるのでは！？)』
今すぐこの場を離れなくては……
『あ、あのこれ私の連絡先です…！何か困ったことがあったらそこに電話してください、それでは！』
自分の連絡先が書いてある紙を監督生に押し付けるように渡した後、一直線に来た道を戻る
「あ、待ってください………っていない！？」
後ろを振り返るとそこにAの姿はなかった
「嵐みたいなやつだったんだゾ………」
「あはは…とりあえず寮に帰ろうか」
***
『ミ、ミッションコンプリート………』
転移魔法で自分の部屋に戻ってきたAはそのままベットに倒れこむ
『そういえばどうして私の頭撫でてきたんだろう…』
あれ……？監督生さんに頭撫でられたとき私フード被ってたっけ
もし被ってなくて私の目見られてたらどうしよう
『あの子も私の目を見て気味が悪いって思う………かな？』
不意に昔の出来事が頭を過る
？「真っ赤な血のような目なんて気味が悪い」
？「あなたが私達一族の跡継ぎだなんて信じられない」
？「この子はきっと知らぬ女から生まれた子よ！」
…………嫌なこと思い出しちゃったな
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イヴ(プロフ) - あいうえおさん» 呼び方お揃い可愛いw (2020年9月24日 17時) (
レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - イヴさん» オルトくんと呼び方お揃いだった〜みたいにしたかったのですが紛らわしいですよね、すみません！暖かいコメントもありがとうございます！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - クリオネちゃんはオルトくんだった気が....面白いです！更新頑張ってええええ (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - 星さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年9月23日 22時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年9月23日 17時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいうえお | 作成日時：2020年9月14日 23時
