49．【鬼道の話】 ページ22
僕の携帯が鳴る。
A「……もしもし」
鬼道『俺だ』
A「どちら様」
鬼道『だから、俺と言っているだろう』
A「オレオレ詐欺か。悪いけど、僕ｈ『俺だ！鬼道だ！』始めからそう言えば言いじゃないか」
電話の向こう側から、鬼道の溜息が聞こえる。
……ため息をつきたいのは、僕のほうなんだが。
A「何のようだ。僕は今、とっても忙しいんだが？」
鬼道『まぁ、大企業の秘書勤めてるしな。そこは、詫びる』
A「早く用を言え。僕は暇じゃない」
鬼道『……じ、実はだな』
やけに緊張した声だった。とても気持ち悪い。
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A「……は？」
鬼道『だから、一度雷門中に来てくれと言っているんだ！』
A「冗談は止めろ。僕が忙しい事は、お前も分かっているだろう」
鬼道『それを承知で言っているんだ。頼む』
僕は、軽く嘆息した。スケジュール帳をパラパラと捲る。
A「何か理由でもあるんだな」
鬼道『あぁ。……雷門中のサッカー部は知ってるな？』
A「一応見てるけど……」
鬼道『そのキャプテンとメンバーの1人が、お前の観察日記を見つけたんだ』
A「あぁ……あれか。」
本当は黒歴史、と喉まで出掛かった言葉を飲み込む。
鬼道『お前に会ってみたいな風な様子でな。一回だけ、会ってやってくれないか？』
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たっぷりの沈黙。
僕は荷物を持って、立ち上がった。
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A「いいよ。道案内して」
鬼道『……それって、雷門中の場所忘ｒ「案内しろ」……はい』
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月見野あまね(プロフ) - なずなさん 初めまして、ありがとうございます♪とても嬉しいです＾＾ (2012年2月13日 16時) (
レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - 火焔さん わ、分かりましたです！頑張って書きたいと思いますっ！＞風丸春奈 了解！ありがとうはこちらこそ☆新作作成中だから、楽しみにしてて♪ (2012年2月11日 15時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
風丸春奈(プロフ) - ありがとう(^O^)私のこともタメ＆呼び捨てで♪新作ができたら教えてね(^3^)/ (2012年2月10日 20時) (携帯から) (レス) id: 952f90116b (このIDを非表示/違反報告)
火焔(プロフ) - ん〜うち的には書いて欲しいです!! (2012年2月10日 20時) (レス) id: a765c6f99f (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - 美紀子さん ほ、本当ですか！？凄く嬉しいですっ！続編は悩み中です！＞神童抹美佳さん ありがとうございますっ☆ぞ、続編は、しばしお待ち下さいませぇっ……！ (2012年2月9日 20時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見野あまね | 作成日時：2012年1月19日 18時
