トライアングル〜kyuhyuk〜＊３＊

何だったんだろ？ ページ7

窓側にある椅子に座って持ってきた

ビニール袋の中身を出し始めた。

ビールや甘いカクテル、それにお菓子。


『こんな夜に誰がこんなに食べるの？』


KH『こっちに来ると食べたい物あるんだけど
選びきれないから毎回こんな感じで
たくさんになる。』


本当にまだ子供だなぁ〜可愛い…。


KH『今、僕の事可愛いなって思った？』


『よく自分でそんなこと言うよね。
そうそう〜マンネちゃん可愛い〜』


KH『ヌナ。心がこもってない。
ヒョンにもそうやって話せばいいのに…』


自分でもわかってる。

キュヒョンといるときの方が私らしい。

好きな人の前ではみんな臆病になるし

それに付き合ってないなら尚更。

自分をよく見せたいんだもん。

しかも私が好きになった人は

世界で活躍してる普通の人じゃない。

何気ない一言で私の前から

消えてしまうかもしれない。そんな不安。

だからまだ自分を出せないんだと思う。


KH『何考えてるの？ヒョンのこと？』


もう隠してもしょうがない。


『そう…そんな感じ…』


KH『今日はやけに素直だね。
まぁいいか…んで、どうしたの？』


こんなことキュヒョンに

聞いてもいいんだろうか？

でも誰にも相談する人いないし…


『ねぇ…ヒョクって何か言えない秘密とか
あるのかな？なんか言いづらいみたいで
いつも待っててしか言わなくて…』


あぁ…キュヒョンもこんな話迷惑だよね…

探りを入れてるのバレバレ…。


KH『う〜ん…、僕もよく知らないけど
ヒョンがそう言ってるなら待ってみたら？』


もし知ってても言う訳ないよね…。


『ごめん。やめよ。こんな話。』


キュヒョンはうん…と言って

またビールを飲み始めた。


『そうそう。服着てくれてるんだね。
やっぱりキュヒョンに似合うと思ったの』


KH『ヌナ。僕は何でも似合うんですよ。』


『はいはい。そうでしたね〜』


クスクス笑いながら少し世間話をして

一時間くらいで

キュヒョンは帰っていった。

本当に話すこと何も無かったのかな？

普通に話して帰っていったけど…。

テーブルに目をやるとまだ開けてない

飲み物やお菓子が置いてあった。


『こんなにもどうすのよ？笑』


本当にキュヒョンは面白い。

少し片付けてからお風呂に入って

寝る前に携帯を見たけど

ヒョクからのLINEはなかった。

また明日会えるし

さっきのお礼を簡単にLINEをして

寝ることにした。

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