トライアングル〜kyuhyuk〜＊３＊

後悔しても… (EHside) ページ31

DH『キュヒョナ？部屋で誰かと電話
してるけど…どうした？』


『誰としてるかって聞いてるんだよ！！』


苛立ちを隠せずに

ドンヘに怒鳴ってしまった。

何か察してすぐにキュヒョンの部屋に

行ったのか二人の会話に目を傾ける。


DH『キュヒョナ。誰と電話してんの？』


KH『Aヌナですけど…。今取り込んでるので出てってもらっていいですか？』


その会話にAが全てを知っている事が

分かったのと同時に怒りが込み上げてきた。

なんでお前はそうなんだよ…。

最近はAと連絡取ってても

見て見ぬふりしてやってただろ？

Aが弱ってるときに電話なんか…

自分が悪いのに逆ギレだってのも

わかってるけどこんな時にキュヒョンは

絶対に嫌だ…。


『ドンヘ…キュヒョナに変われよ…』


KH『何ですか？今忙しいんですけど…』


はっ？なに言ってんだ？俺のAを

取ってんのはお前だろ？


『早く電話きれよ。マジキレるよ。』


KH『って言ってるけどヌナどうします？』


もう１つの携帯では俺の好きなAと

繋がっていて話したくても話せない。

今の俺には拷問だ。

直接Aの声が聞こえないし

キュヒョンが間に入っているのが更に

イライラが増した。


KH『うんうん…。わかった。
もしもし？ヒョン？
今はヌナは少し考えたいと。
気持ちが落ち着いたら連絡するそうです。』


なんでそんな大事な話お前の口から

聞かされないといけないんだよ…。


『ふざけるなよ！きれって言ってんだろ！』


DH『うるさいな…。俺だよ。
今部屋から追い出された。
とにかく落ち着けよ…なっ？』


落ち着いていられるか！

今Aがどうしてるのか…

泣いてるのか…それはキュヒョンにしか

わからなくて…俺は横の椅子を蹴飛ばした。

すぐにタクシーに乗って宿舎に。

自分で運転してこなくてよかったよ…。

こんな気持ちでしてたら事故するな。

するとカカオがなった。


≪オッパ？どう？辛いでしょ？
それくらい私も嫌な思いしたんだから…
でもまだ別れてあげないよ。
とりあえずあの人の事黙っててあげる。
また連絡するね。大好きオッパ♪
ロラより≫


まさか…こんなことになるなんて…

今までの事に後悔しても遅いけど

もう…悔しくて涙が出てきた。

信じてたのに…→←最悪だ… (EHside)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す