トライアングル〜kyuhyuk〜＊３＊

頼んだよ (KHside) ページ19

いつ日本にくる？なんて質問

ヒョンに会えなくなるからだと思ったら

僕にもそんな嬉しいこと言ってくれて

一気にテンションが上がった。

それだったのに…こんな時にヒョンから電話。

目の前で泣いているヌナ。

もう衝動的にヌナを抱き締めて携帯を

取り上げていた。


EH『キュヒョン！お前…
A何したんだよ！変われよ！！』


変わるかよ…だってヒョンはヌナに

会いに来るんだろ？今日は今だけは

僕だけのヌナなんだ。

ヌナも僕の行動に驚いている。

心にずっと思っていた事を

ヌナをぶつけてしまった。でもバレてもいい。

ヒョンの所に行かないで。

そんな僕に何も言わないでソッと腕を擦って

くれて…涙が出てきた。

苦しいよ…ヌナ…。どうしたらいい？

気持ちを落ち着かせてヌナから離れた。

ヒョンの事はいいよって言ってくれたけど

僕にはわかるよ…。今にも泣きそうな顔。

ヒョンに会いたいんだろ？

こんな時にもヌナの気持ちがわかるのが

自分が悔しいよ…。

お店を出るとヌナからお茶の誘い。

僕は嬉しいけど…だからすぐに

ここから近いカフェを調べて

二人で歩き始めた。

ヌナが注文してくれるみたいだから

僕は席で待っている間に携帯をみると


≪キュヒョナ。ヒョクに会わせてやれよ
今日、ロラに言ったんだよ≫


ドンへヒョンからLINEがきていた。

そっか…悔しいけど…


≪今、○○○カフェにいます。
後１時間後に来てください。≫


ウニョギヒョンに場所の住所を一緒に

入れた。するとヌナが戻ってきて

飲み物を僕に奢ってくれた。

昔、何かのインタビューで

僕が食事を奢ったら、お礼にコーヒーショップ

でお茶を奢ってくれるセンスのある女性

なんて言ったことがあった…

まぁ…知るはずがないけどヌナは本当に

嫌いにさせてくれないんだね…

どんどん好きになるよ。

店を出て

ヒョンに会ったヌナの愛おしい顔。

今の僕にはその顔は引き出せそうにない。

抱き合ってる二人を見るのが辛いし

すぐにタクシーを拾ってホテルに戻ると

ドアの前で待っていてくれた人。


『リョウガ……』


RW『頑張ったね…。
ギュギュは本当にいい男。惚れるよ』


『気持ち悪いな笑。なぁ飲もっか…』


そんなの知ってるよ…

リョウガ…でもありがとう。

Aヌナ…

勝手に好きでいるのはいいよね…

ヒョン…

もしヌナの事を泣かしたら

今度は絶対に引かないよ…。

その時は僕がヌナを幸せにするから…。

欲しかった言葉→←彼が……

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