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不安とキス ページ12

『お疲れ様〜でも私と遊んでて大丈夫?』


『いいんですよ。ヌナとはなかなか
会えないんですから』


携帯を触りながらキュヒョンが答える。

私達はお店に入り一通り注文して乾杯をした。

食べながらこの2日間のコンサートの話。


『そうだ!あの曲!!
キュヒョンが歌ってたんだね〜
チョ・ギュヒョンさんって言ってなかった?』


KH『これだから…ヌナは…
僕の本当の名前はチョ・ギュヒョンですよ
ったく…ウニョギヒョンの事しか
頭にないんだから…』


キュヒョンが言ってることは

全く間違ってない。確かにヒョクの事しか

知らないし調べようともしてない。


『ごめん〜でも本当にあの歌大好きだから
素敵だったよ〜
少し泣いちゃった…感動したよ…』


そう言うとキュヒョンは少し恥ずかしいのか

ビールを一気に飲み干した。

話をしながら私は携帯をチラチラと見る。


KH『そんなに気になるなら電話すればいいのに』


そういうわけじゃ…と言い訳をしながら

なら…と一度かけてみることにした。

何回かのコールでヒョクが出た。


『どうした?今はちょっと…
また後でかけ直すから…ごめん…』


いつものヒョクの声と違う感じで

話したくなさそうだった。私はごめんね

と言って携帯を切るとため息をついた。


KH『ヒョン、何だって?』


『今はダメだって…あっ…そういえばさ…
さっきキュヒョン待ってるときにね
ヒョクに似てる人を見たんだけど…でも
隣に女の人がいて…』


それで?って彼は料理に手を伸ばす。


『うん…だからね…ごめん…私の勘違いかな?』


キュヒョンならわかるかも…そう思いながら

話したけど何にも動じない彼を見て

やっぱり見間違えかな?そう思った。


KH『もしだよ?それがヒョンだったら
どうします?諦める?』


キュヒョンの食べる箸は止まらない。

ヒョクに彼女…

そんなこと考えたことなかった…。


KH『ヒョンは結構モテますからね』


モテるのは知ってる。

一気に不安が押し寄せて胸が苦しい。

でも…今までヒョクとはいろいろあった。

昨日だってキス……


『ヒョンとキスした関係だから?
自分は特別だって思ってます?』


キュヒョン?何で知ってるの?


『それなら僕達も特別な関係ですよ。
僕、ヌナとキスしたし…』


彼は料理を食べながらサラッと言った。

あまりの普通さに驚けなかった。

数秒後…頭がパニックになって…

キュヒョン?今何て言ったの?

いつ…私はあなたとキスをしたの?

彼に嘘をつく→←まさかの出会い



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設定タグ:SUPERJUNIOR , キュヒョン , ウニョク   
作品ジャンル:恋愛
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きゅひょみ(プロフ) - さくさん» お待たせしました〜♪楽しみだなんて…嬉しいお言葉ですよ〜(T_T)3人のどうなるか…待っててくださいね〜♪ (2015年8月6日 8時) (レス) id: b986edcad2 (このIDを非表示/違反報告)
きゅひょみ(プロフ) - ほにょなさん» 待っててくれてありがとうございます〜♪ギュっちゃんのヌナへの一途さがたまりません(≧∇≦)更新頑張ります〜!! (2015年8月6日 7時) (レス) id: b986edcad2 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 待ってました\(^o^)/ギュとこの先どうなるのか!ヒョクとどうなるのか!楽しみで仕方ないです! (2015年8月6日 2時) (レス) id: 82b06ae538 (このIDを非表示/違反報告)
ほにょな(プロフ) - 更新待ってました!!きゅひょな切なくて応援したくなっちゃいます(>_<)続きがとっても気になります(^○^) (2015年8月6日 0時) (レス) id: bd4fc553a7 (このIDを非表示/違反報告)
きゅひょみ(プロフ) - りえすけさん» ぎゅったんの強引さにヌナもタジタジです。ヒョクもかなり焦ってる〜(゜ロ゜;更新頑張ります〜♪ (2015年6月15日 6時) (レス) id: b986edcad2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゅひょみ | 作成日時:2015年4月17日 6時

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