嘘のようでありそうな物語。 (ページ29)

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A「…勘違いだったらごめんなさいなんだけど、もしかして体調悪くないですか？」

そう言うと少しﾄﾞｷｯとした表情をみせる目黒くん。

目黒「………そんなことないですよ、大丈夫です。」

ﾊﾊｯと笑ってみせる目黒くんだけど、
明らかにいつもと表情が違う。
少し無理をしてるように見える。

私は意を決して、

A「…………っ、ちょっと失礼します！」

背伸びして目黒くんの首元に手を当てる。

目黒「………ちょっとAさん、」

A「………………。やっぱり熱い。」

目黒「………………。」

A「目黒くん、熱ありますよ。」

目黒「……………ん。今朝測ったら微熱あって。バレちゃったか、。」

A「…インタビュー大丈夫ですか？？」

目黒「うん。そんなに時間かからないと思うから、大丈夫だと思います。」

A「わかりました…。インタビュー後はメンバーで新曲の振り入れなので、予定調節しておきますから！！インタビュー終わったら帰りましょう。」

目黒「……すみません。ありがとうございます…。」