ゴーストマリッジ�� ページ17
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次に順番が回ってきたのはジャックであった
「では、次は……白くて大きなお耳のたくましいあなた」
「……シャック・ハウルだ」
前へ出て、名乗りをあげる
さぁ次はどんな無茶振りが来るのやら、とジャックは少しばかり身構えた
「あなた、剣術の腕はいかほど？
どのぐらいの大きさのモンスターを倒してきたの？
先祖代々伝わる伝説の剣は持ってるかしら」
「剣？んなもん必要ねえ。俺はこの拳ひとつで……」
「却下！！！！」
バッチ━━━━ン！！！！
「いってえな！！！！」
見事に、サバナクロー両者瞬殺であった
「伝説の剣で姫をモンスターから救えない王子なんてありえないわ」
むしろ彼らから言わせればお前の理想像の方がありえないわ。と言いたいところだろう
「次！鋭い目元が素敵なあなた」
「セベク・ジグボルトだ！！！！」
「楽器はなにができる？ピアノ？フルートかしら？」
「楽器？…ふむ。いい質問だな、ゴースト！教えてやろう。
若様の弦楽器の腕はとにかく素晴らしい！
バイオリンの旋律はどこか物悲しく美しく一度聞かせていただいたチェロの音色は心の底から震えるほど重厚で、若様そのものといった神秘さが───」
「却下！！！！」
バッチ━━━━ン！！！！
ジャックに続き、一年生のセベクも平手を食らった
その理由は言わずもがなである
「なにィッ！！！？
なんて失礼な女だ。まだ話の途中だぞ！！」
「ロマンチックなシーンで、知らない人の話をべらべらするあなたのほうが失礼でしょう！
全然王子様にふさわしくないわ。次、メガネが似合うあなた」
ポンポンと悲しくもリズム良く却下されていく彼ら
次は三年のトレイに回ってきた
「俺の名前はトレイ・クローバーだ。よろしく、お姫様」
「………だめよ。
私たち、もう会うべきじゃない。さようなら！」
「えっ？突然ゴーストが飛んで行ってしまった。
これは……追いかけるのが正解か？」
「そーなんじゃね？」
もはや話し合いをしながらの答え合わせになっていた
トレイは困ったようにみんなに聞きながら花嫁を目で追う
「だよな。ええっと……待ってくれ！」
「ああ、もう会えないと言ったのに！
お願い、私を惑わせないでっ」
「よしっ、追いかけて正解だったみたいだ。
しかし次はどうすれば……」
「トレイさん。ここで歌です！」
「歌！？今！？」
トレイはジェイドの言葉にギョッとした
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ユリカ - いつも楽しく見させていただいております！ リクエストなのですが、レオナさんと夢主ちゃんのデートが見たいです！これからも応援しています！ (2020年8月19日 14時) (
レス) id: ecb72d2445 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 江さま、ゴーストマリッジ最後まで楽しく読ませて頂きました。レオナ寮長と寮生達との大乱闘サバナクローらしくて思わず笑ってしまいました最高でした。次の執筆は気長に待たせて頂きます大好きです！ (2020年8月17日 3時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
まる｡(プロフ) - 完結おめでとうございます｡ゴスマリ編も楽しませて頂きました!!特に求婚者として登場した時は1人で凄く盛り上がりました…!!次の更新も楽しみにしています!!最近かなり暑いので体調にはお気を付け下さい… (2020年8月16日 12時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 今回のゴーストマリッジ編もすごく面白かったです！！次の更新まで楽しみに待ってますね！ (2020年8月16日 10時) (レス) id: 683b76cb48 (このIDを非表示/違反報告)
はにはの - いつも更新を楽しみに読ませて貰っています！ゴーストマリッジ編最高でした！リクエストが可能であれば、今回のゴーストマリッジのその後談でレオナ先輩が主人公にお詫びとしてデロデロに尽くしてくれる話が読めたら眼福です。今後更新されるストーリーも楽しみです！ (2020年8月16日 4時) (レス) id: 3a34f3e526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年8月5日 19時
