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「なんでコイツ突然歌い出したんだ？
さ迷いすぎておかしくなったのか？」
「却下！！！！！！」
バッチ━━━━ン！！！！
「いってえ！！！！」
頭の上に疑問符を大量生産していたレオナに向かって、花嫁は思いきり平手を食らわせた
「なっなんだ！？突然ゴーストが平手打ちをかましたぞ！？」
「信っじられない………
姫が歌ってるのにデュエットしてくれないなんて！！！！
あなたなんか全然王子様じゃないわ！」
そう、この姫は一癖も二癖もある偏った王子様像を理想としている
例え本物の王子であったとしても彼女の偏った王子様には敵わなかった
「次！金色の髪が綺麗なあなた」
「やあ。僕の名前はヴィル・シェーンハイトだ」
「それじゃあ……ごほん！
わたし〜〜〜〜〜♪きっと待ってたの〜〜〜〜〜〜〜♪」
「きっと呼んでいる〜〜〜〜〜〜〜♪」
「そうよ〜〜〜〜〜♪ずっと待ってたの〜〜〜〜♪」
「そうさ〜〜〜〜〜♪ずっと呼んでいる〜〜〜〜〜〜♪」
「優しく〜〜〜ほほえむ〜〜〜〜……」
「「あ〜〜な〜〜た〜〜〜〜〜♪♪」」
ヴィルは流石は幅広く芸をこなし芸能界でトップを走るだけある
わけのわからない歌もしっかりと合わせていた
「いつまでも、君とこうして歌っていられるよ。
だって…君に、僕のことを好きになってもらいたいから」
「素敵だわ！それじゃあ、あなたが飼ってる犬のお名前は？」
「……なぜ、突然犬の話に？
僕は寮生活だ、犬なんて飼ってるわけ……」
「却下！！！！」
バッチ━━━━ン！！！！
「いったぁ！！！！信じられない！
アタシの顔にどれだけの価値があると思ってるの！？」
完璧にこなしていたヴィルさえも、平手を食らった
「口笛ひとつでピンチに駆けつける、大きな犬を飼っていないなら、王子様じゃないわ！」
「すごく偏った王子様像だな…レオナ、ヴィル。大丈夫か？」
「「う…う……」」
「2人とも固まってどうした。
平手打ちされたのがそんなにショックだったのか？」
平手をされたあと、床に倒れている二人を心配したトレイはそう声をかけた
プライドの高い二人なのだからショックを受けて倒れ込んだままというのに少し疑問を抱いたのだ
そして、彼の問いにトップバッター二人が口を揃えていった
「「動けない！！！」」
「ええっ！？」
「体中を縛られてるみたいに、指1本動かせねえっ」
「それに魔法も使えない……どうなってるの！？」
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ユリカ - いつも楽しく見させていただいております！ リクエストなのですが、レオナさんと夢主ちゃんのデートが見たいです！これからも応援しています！ (2020年8月19日 14時) (
レス) id: ecb72d2445 (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 江さま、ゴーストマリッジ最後まで楽しく読ませて頂きました。レオナ寮長と寮生達との大乱闘サバナクローらしくて思わず笑ってしまいました最高でした。次の執筆は気長に待たせて頂きます大好きです！ (2020年8月17日 3時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
まる｡(プロフ) - 完結おめでとうございます｡ゴスマリ編も楽しませて頂きました!!特に求婚者として登場した時は1人で凄く盛り上がりました…!!次の更新も楽しみにしています!!最近かなり暑いので体調にはお気を付け下さい… (2020年8月16日 12時) (レス) id: 2b9bd48e50 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 今回のゴーストマリッジ編もすごく面白かったです！！次の更新まで楽しみに待ってますね！ (2020年8月16日 10時) (レス) id: 683b76cb48 (このIDを非表示/違反報告)
はにはの - いつも更新を楽しみに読ませて貰っています！ゴーストマリッジ編最高でした！リクエストが可能であれば、今回のゴーストマリッジのその後談でレオナ先輩が主人公にお詫びとしてデロデロに尽くしてくれる話が読めたら眼福です。今後更新されるストーリーも楽しみです！ (2020年8月16日 4時) (レス) id: 3a34f3e526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年8月5日 19時
