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「ヌナ、そんなお洒落してどこいくの？」
「っえ、べ、べつに、友達と映画！」
「もしかして、デート？(笑)」
「ち、ちがうよ！行ってきます！」
これ以上話してたらじゅのあに
なにかばれちゃいそうで
別に隠すことでは無いんだけど……
「そんなに気合い入ってるかな…」
久しぶりのスカート。
久しぶりの少しヒールのある靴。
どうしよ、
こいつ気合い満々だなとか思われたら…
通りがかりの窓越しに自分を見てみたら、
あんまり…似合ってない…気がしてきた。
「あーやっぱり帰りたい…」
ひむちゃん先生に似合うような
大人なイメージにしたつもりなのに、
全然…わたしに似合ってない。
あの日。
先生を振った彼女さんを変に意識しちゃって
少しでも大人びてみられたくて。
「しょうがないや…」
こんな服来てきちゃったこと
少し後悔しはじめて、
あーこのままやっぱり先生来なきゃいいのにな、
とか思いながらひむちゃん先生を待つことに。
「Aー！」
そりゃ、やっぱり来ますよね
来ないのも来ないので結構へこむけどさ…うん
「こ、こんにちは、先生。」
「…」
「あのー」
「…」
「あのー先生！！どうしたんですか！」
「あ、や、何でもない！！」
…あー、ぜったい今この人
なんだその服って顔で見てたよ、ねえ。
今日もムカつくくらいに
かっこいい私服で現れた先生。
少しだけ髪の毛もふわふわしてて、
私が隣に並んだらただひたすらに恥ずかしいだけだ…
「あれ、今日なんか背高いね(笑)」
「そ、そんなこと…」
「つかれない？平気？」
「大丈夫です！映画ですもん、歩きませんし…」
「痛くなったらちゃんと言うんだよ？」
「大丈夫ですってば、！」
ほら、そうやって。
私がこんな靴履き慣れてないなんて
お見通しなんだ。
「行くよー」
「あ、は、はい」
せっかく楽しみにしてきたのに。
何だか変に周りを気にして楽しくない。
この服似合ってない？
髪の毛ボサボサに見える？
こんな高い靴で歩き方変じゃない？
慣れないことをするからだ。
やっぱりわたしに恋なんて、
向いて、ないんだ。
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ひむゆり(プロフ) - ちゃいさん» わあ、ありがとうございます！ぜひびえぴの学園もの増やしましょ！笑 待ってます＾＾ (2014年11月11日 21時) (
レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - 僕と君シリーズから読ませていただいているのですが、このお話…めっちゃツボです！キュンとします(*´∀｀*)力山先生読んでたら私も学園モノ書きたくなってきましたwひむちゃん先生マンセー！ (2014年11月11日 2時) (レス) id: abf96abb7e (このIDを非表示/違反報告)
ひむゆり(プロフ) - ステラさん» いい曲ですよね♪ ありがとうございます！ (2014年11月4日 6時) (レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - 更新頑張ってください！！私もhappybirthday大好きです！ (2014年11月3日 22時) (レス) id: 656c288cd9 (このIDを非表示/違反報告)
ひむゆり(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます！^^/ (2014年11月3日 22時) (レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひむゆり | 作成日時：2014年10月29日 19時
