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「ひむちゃん先生ーいますかー？」
「ほーい」
テストの成績の報告のために
毎日通った体育教官室に立ち寄った放課後。
本当はあまり見せたくなくて、
来るかどうか迷ったものの
やっぱり言わないのもムズムズして、、、
「お、テスト！返ってきたの？」
「はい…」
「あれ、なにそのテンションは。」
「先生の言ってた点数に届きませんでした…」
しぶしぶ大きく赤で点数が書かれたテストを
先生に手渡した。
「え、すごいじゃん！87点！！」
そう、そうなんですよ！
90点には届かなかったものの、
私の史上最高得点。
かつ、
「実はクラスでいちばんでした、！」
「え、まじで！？わーAすごいすごい！！」
まるで自分のことのように喜んでくれて、
私の答案を見て
「おーここよく書けてるじゃん」
「あーここ考え方はあってるのにー」
って、隅からすみまで見てくれた先生。
「でも残念です。映画のチケット…」
「あ、ここ採点ミスみーっけ！」
「え、どこですか！？」
「ここ。ほら、答え合ってるよ」
よし、丸つけちゃえ〜＾＾
勝手に自分のペンでおっきな丸をつけて
「じゃあプラス３点！」
「え、え、え」
「はい、90点！ふふ、がんばったな〜A！！」
「わーやったー！！」
「じゃあ約束どおり。はい、あげる、これ。」
「あ、あの、これ…」
ペアチケットを受け取ろうとした時。
ひょいっ
「やっぱやーめたっ。」
「え、やめたって？」
「Aにペアチケットあげるの」
「えー、なんで」
「ん、やっぱおれもこれ見たくなったから。１枚だけあげる。」
「…ん？」
「あーでもやっぱでひょんと行きたかった？」
「や、そんなことないです！先生、一緒に行ってくれるんですか！？」
「ん、見たくなったからね。じゃあ今週末明けとけよー」
はぁ、ひむちゃん先生ってほんと…
落としてから上げられる感じ？
余計に一緒に行けることが
嬉しくなって、
ただの生徒じゃなくて。
やっぱり先生の中の特別になりたい
なんて思い始めてた今日この頃。
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ひむゆり(プロフ) - ちゃいさん» わあ、ありがとうございます！ぜひびえぴの学園もの増やしましょ！笑 待ってます＾＾ (2014年11月11日 21時) (
レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - 僕と君シリーズから読ませていただいているのですが、このお話…めっちゃツボです！キュンとします(*´∀｀*)力山先生読んでたら私も学園モノ書きたくなってきましたwひむちゃん先生マンセー！ (2014年11月11日 2時) (レス) id: abf96abb7e (このIDを非表示/違反報告)
ひむゆり(プロフ) - ステラさん» いい曲ですよね♪ ありがとうございます！ (2014年11月4日 6時) (レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - 更新頑張ってください！！私もhappybirthday大好きです！ (2014年11月3日 22時) (レス) id: 656c288cd9 (このIDを非表示/違反報告)
ひむゆり(プロフ) - ステラさん» ありがとうございます！^^/ (2014年11月3日 22時) (レス) id: 42de0e7c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひむゆり | 作成日時：2014年10月29日 19時
