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ページ9

りょうサイド

し「ううん、、おれも気付かなかったし。
 
  みんなごめんね、心配かけて」



○んだ瞳とほんのり赤らんだ頬で、俺らの顔色

を伺いながら謝るしばゆー。



て「え、かわよ」

り「おい」

し「?」


可愛いな、と思ったらてつやが口に出していた。


おい、思ったことをすぐ言うな。



虫「ま、まあ、とにかく今日の撮影は休んでいいから、
 
  しばゆーは寝ときな。
 
  あまりみんなに心配かけるんじゃないよ」



ゆ「うん、しばゆーのこと俺らは大事にまあ、
 
  思っているからね」



と「自分のことも大事にするのが大切だからさ」



虫としゆめの3人が、こう告げたところ、

しばゆーの熱のためか元々○んでいた瞳が

さらに○み、大粒の涙がこぼれだした


虫「ちょっと、泣かないでよ、大丈夫?」


し「だってえ、迷惑かけたのに、、
 
  みんな優しくて、、」



ポンポン



虫さんがしばゆーの頭を優しく撫でる。

人1倍、周りに気を使うやつだからこそ、俺らに

迷惑をかけたと思っているのだろう。

俺はつい言葉が出る。



「こういうときに迷惑と思うぐらいだったら、

 こんな何年間も一緒にいないでしょ。
 
 お前のこと大切だから、みんな一緒にいるの。」



「わかった?」

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作者名:ひめ | 作成日時:2021年8月30日 11時

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