黒トリガー争奪戦�� ページ21
＜会話のみで展開されます＞
古寺｢A……ってもしかしてAAさんですか！？あの人事務担当のはずじゃ……｣
奈良坂｢あまり成績が良くないから気づきにくいが実は狙撃訓練に何度か顔を出している。風の噂でしか聞いた事が無いがスコーピオンの使い手だとか…｣
出水｢…そうだ。アイツは元々スコーピオンの使い手で、今じゃあ何でも使いこなす万能手だ。奈良坂が入った頃じゃあもうAはランク戦には出てこなくなっちまったんだよな｣
奈良坂｢初めから狙撃手だったから個人ランク戦には詳しく無いが、俺が入隊した頃は確か小南が暴れてた頃だった気が…｣
出水｢あー、そうそう。小南はAと入れ替わりで暴れてたな。Aがランク戦を荒らしまくってたのは小南が暴れてた時期より前の丸1年間だな｣
米屋｢あー。俺が入隊したての時な！あれは思い出しただけでも地獄だわ｣
古寺｢何かあったのですか？｣
米屋｢当時C級だった俺や雪丸、荒船さんなんかをボコボコにしてた｣
奈良坂｢C級を？｣
出水｢加えてうちの太刀川さんとか、京介とか、なんか知らねぇけど孤月使ってるアタッカーに片っ端から戦ってたな｣
米屋｢まぁでも、結局アイツ、チーム組んでからはチーム戦に参加しない所か個人戦にも来なくなっちまったもんなー｣
古寺｢チームを組んでいたのにランク戦に出てない……？どういう事なんですか？｣
米屋｢それが俺も詳しく知らねぇんだよ。その辺は蓮さんが詳しいじゃないんです？｣
月見｢ふふ。私はそれは教えられないわ。あくまで私が知ってる情報は二宮さんから教えて貰った情報に過ぎないもの｣
出水｢だよなぁ〜。太刀川さんはなんか知ってるっぽいんだけど教えてくんねぇし｣
三輪｢風間さんに聞いても何も教えては貰えなかった。恐らく極1部の人しか知らない情報なのだろう｣
古寺｢それで、Aさんって元々どこのチームに所属していたのですか？｣
三輪｢……風間隊だ。そして今は…………玉狛にいる｣
古寺｢……それじゃあ宇佐美先輩と同じ………｣
米屋｢おー、そうだ。栞に移った理由聞いたんだけど、色々理由あるがそのうちの1つがAを支えたいからだとよ｣
月見｢そうね。あの子はずっとAちゃんの事気にかけてたみたいだから｣
三輪｢……A………なんで玉狛に…………｣
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作者名：慧夢 | 作成日時：2023年11月5日 0時
