せやから言うたやんけ。【赤木路成】

きゅう ページ10

赤木side


朝の5時。


姫乃を起こすから俺は気持ち早めに起きとる。

顔洗って、歯磨いて、そしたら5時15分。
姫乃を起こす時間や。


━━ガラッ




赤木｢……ぇ｣




姫乃｢！！！？？？｣/////




赤木｢っ！！｣/////




ピシャッ━━




お分かり頂けただろうか？


今俺は姫乃を起こしに窓開けて姫乃の部屋入ったら…


き、着替えとった……/////



赤木｢っ……す、すまん………姫乃………｣/////(ﾎﾞｿｯ)



ってなんで直接言わんのや俺…

思わず黙って閉めてしもうた…



いやいやいや、そこやない！！！



━━ガラッ




赤木｢なんで姫乃起きとるんか！？｣




姫乃｢起きとるもんは起きとるんや。後路成ノック位してや｣




赤木｢そ、それはすまん……………｣








俺はまだこの時知らんかった。






初めて感じる感情がこんなにも俺をめちゃくちゃにするとは。






会話のコミュニケーションが1つ減るだけでこんなにも変わるとは。

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