缶バッチが九つ ページ10
「成程分からん」
『俺の話聞いてたか?』
いや聞いてたわ
言ったろ?理解力は皆無だと
え?言ってない?うるせ←
兼さんはどうやら缶バッチから出てきたらしい
『いや、もうそれ缶バッチの九十九神じゃん』
「だからそれはちがうんだって!!
俺は刀の九十九神だ!」
『…などと供述しており……』
「おい」
『だって刀に宿って無かったじゃん』
「そこは…まぁ色々あるんだけど……」
『そこの色々を教えてくださいよ』
「今は無理だ」
え〜などと駄々をこねてみたが
まぁそのうちな、とやんわり断られてしまった
『じゃあ兼さん送りますよ』
「は?どこに?」
『貴方の本丸』
「」
あれ、何かおかしいかな?
だって友人が
刀剣男士は本丸になんちゃら…とか言ってたから(それは情報量ほぼ0と言います←)
きっと兼さんも帰るべき本丸があるのかと思ったんだけど…?
「おいおい
俺は今、顕現したんだぞ!?本丸なんてねぇよ!!」
『あ、そうなんですか…?』
ここで私の容量が少ない私のスマホを恨んだ
刀剣乱舞の知識が無さすぎて
全く分からねぇ…!
ん?ということは待てよ…?
『今日どうするんですか』
「何がだよ」
『お家とか』
「…
なんとかしてくれ」
『勝手に顕現したんだから何か宛があるんだと思ってた私が馬鹿だったのか』
そんな子犬のような目で見られても…
見られても…
『…しょうがないですね、暫くうちで良いですよ』
「ホントか!?ありがとな!!」
輝きすぎて直視できない笑顔が返ってきた
やべぇ改めてイケメンだなこの人
『その代わり』
「な、何だ…?」
『朝私の目覚ましになって下さい』
「あ?」
『だから目覚まし』
起こしてくださいと言うと
あぁ!と納得し快く承諾してくれた
おい誰だ今1人で起きれねぇのかよ
とか言ったヤツ
そうだよ私は二度寝常習犯だよ
よろしいならば戦争だ←
『ご飯は私が(兼さん料理出来なさそうだし)作ります』
「了解!任せとけ!」
兼さんの居候が決まったので
私はご飯の支度を始めた
443人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
姫(プロフ) - 硝子屋梛霧さん» 暖かいコメントありがとうございます!!更新もテストも精一杯やってきますね! (2017年9月24日 19時) (レス) id: 4620c91c0f (このIDを非表示/違反報告)
硝子屋梛霧(プロフ) - とても面白いです……!更新待ってます。テスト、頑張ってください! (2017年9月24日 19時) (レス) id: d7d1167bbc (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - Ryo Inoさん» コメントありがとうございます!!惹かれますか!?嬉しいです^^更新頑張ります! (2017年9月24日 6時) (レス) id: 4620c91c0f (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - 鶴夜さん» 盛夏服はセーラーなんです。ネクタイがボタンでつける式なので巻かないのか...と少しガッカリしています(笑)更新頑張りますね! (2017年9月24日 6時) (レス) id: 4620c91c0f (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - このお話すごく惹かれます!!更新がんばってくださいねー!! (2017年9月24日 2時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫猫 | 作成日時:2017年6月29日 21時