3話☆ ページ4
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youside
「うわぁ！凄い美人ッス！！！」
「へぇー綺麗な顔してるじゃん」
「お姫様みたいです…！」
ここに座って待っててねと監督が案内してくれたソファー。大人しく座ってれば周りが騒がしくなる
まぁ、私はかなりの美人だし当然よ？けど話した途端ガッカリされるのがオチなんだよね。ウケる
つか、莇来ないの？呼び出したのはアイツなのに仕方ないヤツだなー。と思ったら普通に上から降りてきた
「あ、来たのか」
「おー。つか私が来たんだからもっと喜べし。紙吹雪撒き散らすつもりで喜べ？？」
莇は女の子と話慣れてないウブなヤツ。
私が話す前までは顔赤くしてた癖に話し出すとオヤジな私は早速女扱いされなくなった。強くね？
「はいはい。サンキューサンキュー」
莇は私を幼稚園児か男として見てるかのどちらか。ちょっとムカつくけど顔が良いから許すわ(?)
私の言動にあからさまに驚く劇団員。こんな性格でごめんなさーい恐らく一生治りませーん。
「そういえばさ、家事やればいいんでしょ？言っとくけど料理は全く出来ないから。掃除とか洗濯は任せてくれていいけど」
よく居酒屋の娘なのに料理出来ないんかって馬鹿にされるけど、親が料理すんだから出来るようになんねぇよ！！と思います。
「料理の心配は要らねぇ。臣さん達がやってくれる」
臣さん誰。まぁ後で自己紹介してくれるか
「Aちゃん待たせてごめんね！皆もうすぐで集まるからその時自己紹介しようね！」
可愛い人って何しても可愛い。さっきから背中に抱きついてる人いるけど、それでも可愛い。
凄いね。
「うわ、出たよサイコストーカー」
え、やっぱり監督のストーカーなんだ。ヤバいなサイコって名付けられるって相当じゃん怖
けど劇団員なだけあって顔良いし、顔がいいと犯罪じゃないのではとすら思えてくるけど、どうなんですかね？？？
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作者名：マグノリア | 作成日時：2020年10月1日 2時
